グラニーのブログ

旅の思い出

エジプト紀行 アレキサンドリア

2010-09-19 17:50:45 | Weblog

アレキサンドリアは地中海に面した美しいリゾート地で、紀元前332年にアレキサンダー大王によって建設された。大王の死後、プトレマイオス朝時代には首都で、王朝最後の女王クレオパトラがいた街だ。私たちはカイロから列車でエジプト第2の都市、アレキサンドリアに向かった。片道3時間、1等車だったがとても快適とは言えなかった。ここでの観光は時間の関係で、ポンペイの柱、カタコンペ(外観だけ)と国立博物館だった。

ポンペイの柱
アスワン産の花崗岩から作られた円柱でエジプト№1の高さは約30m、かっては400本もの円柱があったと言われている。ローマ皇帝ディオクレティアヌス帝が建てたと言われている。
       
小高い丘の上に一対のスフィンクスと巨大な円柱が一本立っている

カタコンベ
ポンペイの柱を見学して、遺跡に沿って歩いて行くとカタコンベに出た。かって遺体を運びおろした中央の竪穴の周りを螺旋階段が下へと続いている。2世紀に硬い岩盤をくりぬいて造られた墳墓は三層になっていて、裕福な貴族の家族のための地下室だったと言う。カタコンペのある場所が、アラビア語で“陶片の小山”と呼ばれているのは、葬儀の際の宴会の席で使われた食器類の破片が残されていたからだろうとのガイドさんの話です。

       
ポンペイの柱の奥の方がカタコンペ
       
カタコンペからポンペイの柱のあるところへ戻ってくる途中に見かけた壁画と柱の文様


グレコローマン博物館
グレコローマン時代の遺物を中心に展示されている。カイロのエジプト考古学博物館に並ぶ代表的な博物館だと云う。

       
博物館入口
       
       
展示品のほんの一部 皇帝の威厳の漂うユリウス・カエサルの白大理石製の頭部やファロス島の大灯台の模型 などがあった。ファロス島の大灯台は基礎は四角、第二層は八角形、第三層は円形の三層からなっている。




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