グラニーのブログ

旅の思い出

アイルランド紀行 ドゥーン・エンガス

2007-07-08 08:20:39 | Weblog
 イニシュモア島最大の先史時代の遺跡。約90mの断崖の上に、海に向かって半円形の石積みが残っている。最も古い部分は紀元前1100年頃のものという。
ヘリテージセンター?建物のある場所でバスから降り、トイレを済ませ、ドゥーン・エンガスに通じている一本道を他の観光客たちと一緒に上ったり、下ったりしながら、黙々と歩いて行く。道は細く、起伏に富んでいて、石ころだらけだった。30分くらい歩いただろうか潮音が聞こえてきた。更に、しばらく行くと左前方に海に突き出た岩壁と白波を立てた広々とした海が見えてきた。大西洋だ。更に進んでいくと、やっと、ドゥーン・エンガスに到着した。海面から90m~100mの高さにある断崖絶壁の場所に半円の三重の砦が残っている。90~100mの断崖の縁に腹ばいになって下を覗いている人たちがいた。スリル満点な絶景だろうが、わたしは遠慮して写真だけを撮ることにした。断崖に渦巻く波が岩にぶつかる様はなんとも言えない風景だった。一番奥の砦には小さな入り口があり、バイキングの襲撃に備えたものか、人がやっと、通れるくらいの高さだった。[上の写真] この海の遥か彼方に彼らの祖先が生活苦と宗教的迫害を逃れて渡ったアメリカ大陸があるのだ。



上の写真の続き。こんな断崖の上に砦があったのです


 実際に見ると、もっと迫力があります


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