グラニーのブログ

旅の思い出

五島列島 江島3

2014-05-11 07:33:05 | Weblog

大瀬崎灯台
大瀬崎灯台は福江島の南西端にある。(大断崖の先端に立っている美しい白亜の灯台で、日本灯台50選に入っていると言う。)明治12年に点灯され、その後、昭和46年に改築されて、200万カンデラの明かりが50kmの沖合まで届き、航海の重要な道標となっている。
北西の季節風が強く、荒波が打ち寄せる五島の海岸線は海食岸が多く特に大瀬崎を中心とする一帯では高さ100から150mの断崖が約15kmに渡って連なり、西海国立公園を代表する景観を作っている。(大瀬崎園地の案内参照)その断崖の一つの先端にある白亜の灯台が大瀬崎灯台だ。日本灯台50選に入っていると言う。
大瀬崎園地のバス駐車場でバスを降り、階段を上っていくと展望台がある。駐車場からも灯台は見えるが、展望台からの方が断崖と灯台の両方が良く見えるし、玉之浦湾の景色も楽しめると案内してくれた。


階段を上って展望台へ



大瀬崎灯台 
白い断崖とコバルトブルーの海のコントラストは素晴らしい。
展望台とは反対の道を行くと灯台までのハイキングコースがある



展望台からの玉之浦湾の景色



駐車場からの玉之浦の景色
三角の山は御嶽山とか言っていた。 右下は駐車場下の海岸


天然塩工房
お食事処「椿茶屋」の敷地内に天然塩を作っている工房があった。作る工程に従って案内してくれ、色々と説明してくれる。隣の物産館で、その天然塩を2袋購入。



最初に海水を煮詰め、更に別のお釜で濃縮された海水を煮つめるとか。
下は塩工房


お食事処「椿茶屋」
福江屈指の砂浜、香珠子海岸を見下ろす絶景と五島名物の椿の花を楽しむ場所にあり、建物も古い農家をそのまま改造したもので、いろりを囲んで、捕れたての魚介類を焼いて食べられると言う趣のあるお店。


香珠子海岸 福江島屈指の砂浜



細御寮 
福江島最大級の大ヤブツバキ(樹齢約400年)下は2代目



椿茶屋 古い農家の建物



古い農家を改装した内装
いろり・囲炉裏での焼き物・軒先の玉砂利代わりに敷き詰められていた貝殻


福江武家屋敷通り
第22代盛利は五島における中央集権体制を目指し、寛永11年各地に散在していた豪族や五島藩士170家をここに移り住ませた。このとき造られた武家屋敷通りが今なお福江の各所に石垣として残っているが最も保存状態の良いのが中級以下の武士が住んでいた所で、その石垣は全国でも類を見ない造りになっている。塀の上に「こぼれ石」と言われる石を積み重ね、両端は蒲鉾型の石で止められている。こぼれ石は外部からの侵入を音で知らせたり、いざというときには武器として使われたと言われている。また、文化財になっている家の門は薬医門と呼ばれる堂々とした門構えで、見所の一つ。バスからの撮影で、醜い写真になったのが残念。


薬医門



こぼれ石の乗っている塀