グラニーのブログ

旅の思い出

沖縄本島北部1

2012-09-08 20:17:28 | Weblog

沖縄を訪れるのは今回で3度目。今回は沖縄本島の北部を訪れることにしました。一番の目的は、やんばるの森の探検でしたが、残念なことに雨のため、やんばるの深い森は探検できませんでした。その代わりに、本島最北部のケープ辺戸まで行ってきました。那覇から宿泊場所のオクマに行く途中、少し脇道にそれ、中城城跡を訪れることにしました。

中城(なかぐすく)城(じょう)跡
中城(なかぐすく)城(じょう)跡は、かつて、貿易が行われていた屋宜の港から2kmほど離れた丘陵の上にある。300余もある沖縄のグスクの中で最も遺構が良く残っていると言われている。城は連郭式の山城で、六つの郭で構成されている。城壁は主に琉球石灰岩の切石で積まれており、自然の岩石と地形的条件を生かした美しい曲線で構成されている。中城(なかぐすく)城(じょう)跡は14世紀後半頃まで先中城按司(さきなかぐすくあじ)が数世代にわたり、西の郭、南の郭、一の郭、二の郭の主な部分を築き上げ、1440年に読谷の座喜味グスクから移ってきた護佐丸によって、北の郭、三の郭が増築され現在見られるグスクの形が完成した。中城(なかぐすく)城(じょう)跡は1972年5月15日(日本復帰の日)に、国の史跡に指定された。(パンフレット参照)


中部空港



この道に沿ってしばらく行くと、中城城の正門がある。
私たちは裏門から行くことにした。



記念運動場



東に向かって建てられた裏門



 北の郭・物見台
あいかた積(亀甲乱れ積み)



三の郭に行く階段   大井戸に行く道 
時間の関係で、大井戸には行かないで三の郭に行く。



三の郭 
新城ともよばれ、石組み技法の最も進んだあいかた積み




三の郭からの眺望



二の郭 
二の郭の石積み技法は布積みで、曲線の美しさは一際人目を引く。



一の郭 
石積み技法は布積み



拝所 
添(そ)石村(えしむら) ・ 泊村(とまりむら)の殿(とうん)  
雨乞イノ御嶽(うたき)  
小城(くーぐすく)ノ御(お)イベ(通称:久(く)高遥拝所(たかうとうし) 
御當蔵(うとうくら)火(ひぬ)神(かん)(通称:首里(しゅり)遥拝所(うとうし)



南の郭 
上部は野面(のづら)積、下部は布積み(豆腐積み)



正門に向かって下がっていくところ



中城城の正門 
西の方角へ向けて建てられている。
門を挟むように両側に石垣がせり出していて、
ハンタ道(公道)に向け狭間が造られている。