グラニーのブログ

旅の思い出

アイルランド紀行 ブラーニー城

2007-08-12 07:37:55 | Weblog
 
400万平方メートルという広大な敷地の4分の3が森林、あと4分の1が城という、緑深い場所にブラ-ニー城は立っている。駐車場に隣接するエントランスから、遊歩道を更に数分歩くと城に到着する。城の一番の呼び物は、頂上にあるブラーニー・ストーンだ。この石にキスすると雄弁になれるという言い伝えがあり、雄弁になりたい人たちが高さ約26mの城の頂上を目指して狭い石段を上っていく。希望者は、係りのおじさんに支えてもらいながら、仰向けに身を乗り出してキスをする。眺めは素晴らしいだろうが、かなりの度胸がいる。築城は15世紀半ば、このあたりがコルマック・レイディル・マッカーシーの領土だった時代に防御目的の砦として造られた。後に、エリザベス1世がこの城の奪還を試みたが、マッカーシーの巧みな甘言の前に失敗。彼は女王への忠誠を繰り返し誓うが、実際には何の交渉にも応じ無かったという。【かつては堅固な守りで知られていたブラー二ー城】
《イタリア・シチリア島に行ってきます。次回は月末26日頃にになります。》


   
ブラーニー・ストーン 係りのおじさんに支えてもらって、無理な姿勢で、頭を後ろに反らし、これから石にキスをしようとしている女の子。ひどく緊張してるみたい、親が無理やりやらせてるのかな?勇気がいるよね、頑張って!

   
ブラーニーストーンがある城壁の頂上
   
城壁の頂上から写した敷地の一部。写真では広さが十分には、わからないかもしれませんが、実際は、あんな所までと言うほどの広さです