引き続き、中込です!
こちらでは、2日目と3日目について書いていきたいと思います。
<2日目>
2日目も1日目と同じく午前中にAAを行いました。テーマは「地方自治と大都市制度」
【TCの中尾さん】
地方自治の意義としては①地域的な諸問題に対する適切な対応、②住民の比較的容易な政策決定への参加、③情報公開など新たな行政ニーズに対する実験的、先駆的な取り組みがあげられます。しかしながらこのような画期的な政策を行うにしてもまだまだ地方の自主財源では政策実行までにはたどり着けず、結局国に頼ってしまうという流れがあります。「三割自治」という言葉が象徴しているように、日本における国と地方税収の配分がだいたい7:3であるため、地方の行政サービスの自由度が低いという問題もあります。
地方自治と関連して政令指定都市についても議論がありました。政令指定都市とは人口が50万人以上の市のうちで政令で指定されたものをいい、神戸市や横浜市などがこの政令指定都市になっています。政令指定都市には事業配分、関与、行政組織、財政の面においてほかの市とは異なる特例を有していて、これはいわば市が都道府県並みの強さを持っていることを意味しています。ただ、この制度にも問題があって、市町村と都道府県が二重に人や財源を投資するという二重行政が起こってしまうという問題があります。これはどの都道府県と市町村にも当てはまることではあるのですが、特に政令指定都市に関してはその規模の大きさから供給過剰になる恐れもその分大きくなってしまいます。やはりこのような問題を解消するためには事業の棲み分けや市町村と都道府県との意思疎通を図ることが大切なのではないでしょうか。
【ディスカッションの様子】
二重行政を解決するための施策として特別市や道州制が挙げられます。特別市として都道府県の区域外に置くことによって二重行政が解消され、一元的な行政を行うことができます。
道州制とは、現在の都道府県に代わる広域自治体として道州を設置し、道州と市町村による二層制の地方自治制度のことをいいます。これも二重行政を緩和でき、なおかつ主体的かつ自立的に対応できるというメリットがあります。
話は最初に戻り、最後に地方分権は必要かどうかについて話し合いました。結論としては、やはりニーズの多様化が高度化している今日においては最も近い存在である地方がそのニーズに応える必要があるということで概ね地方分権は必要であるという結論に達しました。しかし、ここまで書いてきたように地方分権にも多くの問題点があります。そのためこのような問題をいかにして解決していくかが今後の課題となってきます。
午後は神戸市役所の職員による講演を聴きました。やはり現場に立ち会っているということもあって話は非常にリアルであり、私たち自身も深く考えさせられました。
【講演会の様子】
講演後はハーバーランドに行きました!やはり海のない都道府県出身の私にとっては海があったり素敵な港があったりすることは非常に羨ましく感じます(笑)
【ハーバーランドに行ったみんなと集合写真!】
<3日目>
3日目は京都と大阪に班を分けて観光しました。そして、私は大阪を観光しました! 私事ではありますが、観光写真をお楽しみください(笑)
【大阪城にて】
【通天閣にて】
【道頓堀 くいだおれ人形前にて】
最後に...
私にとってこの3日間は非常に有意義なものでした。そしてこれからももっとLC神戸の皆さんと交流をしたいです! LC神戸の皆さん、素敵な企画を提供していただきありがとうございました!!
長々とブログを書いてきましたが、読んでいただきありがとうございました! 私のFacebookにも今回のSTの写真をあげてありますのでぜひ見てみてください♪
以上、中込でした!
「2/15~2/17 Study Trip in Kobe 2013 (その1)」のブログはこちら!
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ST神戸の去年の参加者は20人くらいだったんですが、今年はお陰様で30人近くの方に参加していただけました!
本当にありがとうござました!!
これを機に神戸と東京のALSA会員がより仲良くなれたらなと思います
本当にありがとうございました!