ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

伝わる想い

2017年08月10日 | ノンジャンル
これまで、多くの人の想いによって、支えられ、
今の自分がある。

もうどこまで落ちていくかわからないほどの苦悩に、
共に泣いてくれた人。

慰めるでもなく、励ますのでもなく、ただ一緒に
いてくれた人。

その苦悩を、本当の意味では分からないまでも、
「辛抱して、頑張れよ」と言ってくれた人。

体験を話した時、うわべだけの言葉で素晴らしいだの
貴重だなどと、ご挨拶のように、のたまわる人に
がっかりしていたら、私に握手を求め、
しっかりと握って、一言も口にせず、しきりに
ただ頷いてくれた人もいた。

私などよりもはるかにつらい過去を持ちながら、
「辛かったなあ」と言葉をかけてくれた人。

伝わるのは言葉ではなく、その人の想いである。

そして、決して忘れられない言葉もある。
「大丈夫、あなたは、私が守るから」

様々な想いの伝わりで、今の私は生きている。

生きている以上は、その恩をまた送っていく
自身でありたいと思うのである。





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2 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (はる)
2017-08-11 13:14:00
ある音叉を誰かが叩く。私の音叉が自然に同調して振動する。それを「愛情」と呼ぶ。
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Unknown (jetlinks)
2017-08-11 17:15:34
良い譬えですね。さすがです。

共鳴や共感というのは、相手を選びません。
自身に、どれほど響く琴線があるかという
ことでしょうね。
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