杉本義訓/丸鉢(大・中)&深鉢
練り込みの器としては、非常に作りづらい鉢もの。
板状に切り出した粘土を型にはめる時に、伸びる所と縮む所ができて、線に歪みが生じるのです。
その歪みが極力出ないように、ゆっくり少しづつ調整をしながら制作されています。
コロンとした丸みとシャープなライン、ふたつの特徴が活かされています。
デザインや見た目だけでなく、制作の苦労にも気付いた方に選ばれているようです。
高台がないので、手に持って食ようなモノには向いていませんが、煮物やサラダ、ヨーグルト、シリアル、ナッツ類などにいかがでしょうか。
手前に写るグリーンとピンクは、先程 旅立ってゆきました。
丸鉢、大・中共に残りが少なくなっております。
天候に気を付けながら、お出かけください。
杉本義訓 陶展
9/22(土)- 10/8(月・祝)
11:00-18:00(最終日16時まで)火・水休み
ギャラリー樟楠にて