ギャラリー樟楠&あるぴいの銀花ギャラリー日記

作家の紹介から展覧会の様子。 ギャラリーのあるアルピーノ村の季節のお知らせ。

ワークショップ:押し花 うちわ貼り

2011年07月29日 17時16分13秒 | イベント
 
 
工房しまの 越生うちわ展の初日に行われた
ワークショップ:押し花 うちわ貼りのご報告です。
 
 
はじめに ごあいさつと説明

Photo
 
 
机に上にある、うちわの骨を見て
すでに興奮しはじめる子供たち

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まずは、押し花を選んで 配置するデザイン決め

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ご自身で集めた 押し花を持って来ても
しまのさんが 用意してくれた押し花でもOKでしたが
ほとんどの方が用意してくれた押し花を選びました。
 
 
デザインが決まると 2枚の和紙と 骨に糊を塗ります。

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片側の和紙に デザインした押し花を 移し置きます。

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押し花を置いていない方の和紙から
骨に付けていきます。越生うちわの特徴である
一文字の肩竹に、のりしろ部分を巻きつけるように貼ります。

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うちわの先端部を残すようなイメージで
手前から持ち上げ、もう一枚の 押し花が
置いてある和紙に貼り付けます。

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ずれない様に 慎重に!
 
 
表裏が貼り終わると、骨にしっかりと貼りつくように
刷毛を使って、叩き伸ばす様に密着させます。

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その後 乾燥させる装置にセット。

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ここで 第一作業終了。
 
 
ちょっとお茶タイム。
 
 
乾燥してくると、しまのさんの職人技の出番です。

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飛び出している骨の部分を切り落とします。
特殊な形の刃に、子供だけでなく 大人も興味津津。
上の画像は角のある うちわ用の刃です。
 
 
ダン、ダン、と 2度 槌を振り落とし、半分カット

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反対側も、ダン、ダン。

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こちらは、通常の 丸いうちわ用の刃です。
 
 
切り抜いて 形を整えると、後半の作業があります。
うちわの縁を貼るのですが、細い和紙を左右均等に貼るのは
大人でも むずかしく、慎重になり過ぎると
引っ張っている和紙が 切れたりして、ハラハラ ドキドキ!

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親子で協力。
 
 
その後、柄と肩竹の結合部に はみ出た和紙を
隠す様に飾り和紙を貼ります。

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そして最後の作業。
「江戸趣味 埼玉越生島野製」の帯を巻きつけて完成です。

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2時間のワークショップでしたが、作っていない ぼくでも
集中していて、あっという間に過ぎてしまいました。
しまのさんの 説明や冗談も とても面白かったのですが
時折見える 職人技や こだわりも興味深かったです。
次回は、ぼくも参加したいです。参加します。
皆様も 是非挑戦して下さい。
 
 
集合写真を撮り、終了。
参加した皆様は、ギャラリーへ戻り
再度 しまのさんの うちわを眺めておりました。


Photo_17
 
 
ご参加 ありがとうございました。
 
 
 
 
 




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