ギャラリー樟楠&あるぴいの銀花ギャラリー日記

作家の紹介から展覧会の様子。 ギャラリーのあるアルピーノ村の季節のお知らせ。

屋久島 埴生窯 山下正行 陶展

2014-10-16 | 企画展・うつわ
 
 
次回展示のお知らせです。

201410yamashitablog

from Yakushima Haniigama
屋久島 埴生窯 山下正行 陶展
2014年10月23日(木)~11月3日(月)
11:00 ~18:00(最終日16:00まで) 10/28火曜休み
会期中作家在廊(10/24・25除く)
 
201410yamashitablog3
 
「島の持つ強い生命感が土に宿る」
山下正行さんの陶は不思議な魅力がある。造形の魅力、焼きの魅力、その陶に宿る魅力に近付きたくて屋久島に渡る。フェリー乗り場からレンタカーに乗って 最初の目的地が 埴生窯。低くたくましい声で山下さんが迎えてくれた。憧れの屋久島に着いた高揚感のまま 仕事場を見せてもらい、気が付けば 川遊び&釣り。翌日山へ入り、杉に触れ ヤクシカやサルに会い 島を一周。知れば知るほど屋久島の魅力に惹き込まれる。松本市 出身の山下さんが屋久島に移り住んで31年、島の赤土だけでは強い焼締めにならないので、試行錯誤して隣の種子島の土等と 島の花崗岩を細かく砕き混ぜ合わせ陶土を作る。島に住む動物や 憧れる龍などの造形は、轆轤仕事からはじまる。信じられないかもしれないが 轆轤で挽いたモノを切り 貼り合せ原型を作ってから、土を盛り 削って装飾を施してゆく。薪は 湿気の多い島独特の気候で育った雑木や杉を使い、長さ10mもの埴生窯で焼成する。窯を走る炎に煽られ雑木や杉の灰が舞い自然釉がかかり、島に多くある滝を思い出させる様に流れる。屋久島の水を源に、土と樹木、火の力を供にして、山下さんの陶となる。離れ際に感じた屋久島の持つ強い生命感、その命が宿った陶の魅力と正面から向き合って戴きたい。
(あるぴいの銀花ギャラリー 阪 健志)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


コメント