午後からの天候がぱっとしない雰囲気なのでリハビリということにして馬の背~熊野岳を歩いてみた。コマクサ狙いだったが今季は雨が少ないのか既に終了で壊滅状態だった。
帰り路に期待していたのだが、フジバカマの開花は例年より遅い様で、アサギマダラの姿はなく期待外れの1日だった。(ストック画像を載せておきます)
帰りは暇つぶしでみちのく湖畔公園の睡蓮を見に行ったが、まだ早いのか開花は僅かで今日は終了。
AKATSUKA グリーン通信vol.257 2020.9月号より
フジバカマの仲間にはアサギマダラという蝶のオスが好んで訪れます。
まだよく解明されていないようですが、フジバカマに含まれる物質〝ピロリジジンアルカロイド〟の摂取が性フェロモンの分泌に必要だからと言われています。
アサギマダラは旅をする蝶としても知られ、台湾や東南アジアなどから日本へやってきます。中には2500㎞もの長旅をして日本に飛来したものもいるようです。
特に近年、この蝶の飛来ルートを全国的に調査研究する活動が盛んになり、フジバカマ類が日本各地で植栽され注目を浴びています。中でも日本各地に多く自生するヒヨドリバナは、丈夫で花期も8~10月と長いためよく植栽されるようです。
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