うさぎの“さ”

赤い瞳の独り言

憲法改正論議

2018年05月04日 08時28分18秒 | ニュース
憲法記念日にあたり
各地での憲法改正に関して
集会などが行われたというニュースが
いくつか報道された

当然(?)真っ先に伝えられるのは
昨年同様に総理がビデオメッセージを寄せたという
集会のニュース

総理のメッセージを聞いて沸き立つ
集会上の人たちを見てると異様な印象を
持ってしまう

憲法改正とは言うが
「自衛隊を明記して自衛隊が違憲だとうい
論議に終止符を打ちましょう」ということばかりが
取りざたされているようにも思えて
おかしな感じだ

そのことが時代に合わないというのも
納得がいかない

自衛隊が違憲だと言う憲法学者は
‘武力の不保持’や‘戦闘行為の不参加’を
言いながら戦闘機や戦艦、ミサイルなどを
自衛隊が持っているからだろう

なのに、そのことを詠った9条をそのままに
自衛隊を明記と言うのおかしな話

憲法内に矛盾が生じても、自衛隊の存在を
明記してしまえば、違憲論議は防げるのか

単に論議を起こさないように
ふたをしてしまえばいい党言うことなのか

違憲論議をなくそうというなら
自衛隊には戦闘機やミサイルなどを
放棄させるということもあり得るのではないか

今の総理の主張には
無理が多過ぎる気がする

そもそも憲法を改正して
この国をどういう形にしたいのか

この国の方向性をまず主張して
こうしたいから、ここを改正したいという
主張をするのが、国のトップに立つ人間の
成すべきことではないのだろうか

今の論議では
先の安保法制や集団的自衛権の行使に関する
ものを強行採決したことにからめて
自衛隊が海外で武力が使えるようにしたいと
考えているとしか思えない

個人的感想・・・