Aloha Spirit

古代ポノの教え、太古ハワイ・ムーの記憶、大自然からのメッセージ

ハワイに伝わる四大星座、その3

2013-03-12 14:14:25 | 月の暦・星座
アロハ ウハネ

今日は、四つ目の最後の星座をご紹介したいと思います。マーナイアカラニという名の星座です。その意味は天の魚のマナ。俗に「マウイの釣り針。」と呼ばれています。

ハワイ島のヒロ湾に小さな島があります。現在はヒロ・ハワイアンというホテルの左横に位置します。現代では、俗名:ココナッツ・アイランドと呼ばれていますが、その島の本当の名前はモクオラ、「人生の島」。戦争で敗れた人たちや訳があり安全な場所を求めて逃れてくる人を受け入れた「逃れの地」として知られていました。

マウイは、ハワイの半神半人で魔法のマカウ(つり針)を持っていました。カ・マカウ・ヌイ・マウイというつり針の魔法は、秘密の道具。家族の人にもその魔法を見せた事はありませんでした。マウイは更に魔法のカヌー(ヴァ’ア)を持っていました。このカヌーを漕げば、たった二漕ぎで隣の島に到達する事ができたのです。ある日マウイは、男たちが一生懸命カヌーを漕いでいるのを見て気の毒に思いました。もっと島と島の間が近ければ人々が楽に行き来出来ると考えました。そこで島の人々やチーフたちを集めて、皆に呼びかけました。「私のカヌーを使って、島々をつなげたいと思います。それには、皆さんの助けが必要です。皆で私のカヌーを一緒に漕いでほしいのです。ただ一つお願いがあります。けして私が良しと言うまで後ろを振り向かない下さい。」マウイは、釣り針を島の端に引っかけ、みんなは、カヌーを漕ぎ始めました。するとみるみると島々が近づいていきます。マウイ島とハワイ島がもうあと少しでつながるという時にマウイの兄弟たちを含めた何人かが後ろを振り向いてしまいました。するとたちまち島々は又元の位置に離れて戻ってしまったのです。ただ一カ所だけ、つり針を引っ掛けてあった小さな土地が少し離れたままになりました。それが島となりモクオラとなったのです。

星座マーナイアカラニは、ちょうどマウイの魔法のマカウ(釣り針)のような形に並んだ星座です。さそり座と多くの星が重なります。

夏の夜空に見える星です。さそり座は、天の川を南に下っていった先。南の空低い所に、赤い星が輝いている所を見つけてください。その星と回りの星を、釣り針のような形につないでみると魔法のマカウが見えて来る事でしょう。夏休みに空気の良い所に行った時にでも探してみて下さい。

広い広い宇宙を意識して、自分が偉大なる永遠の命あるウハネであり、光輝く星である事を思い出し、意識を高めて行きましょう!


アロハ&ポノ

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