ドルフィンベルベット

高齢馬のケアと徒然日記

装蹄:右もロッカーシューに

2024年08月18日 20時15分20秒 | 高齢馬のケア
X線画像を見て、獣医さんは右もロッカーにするのも一つ、とのことでした。
私はそれを装蹄師Oさんに伝えてはいませんでしたが、Oさんから、「右も同じにするかな」と。
治療法が一致しました!

右前
側方の蹄壁がボロボロです。

恐らく、今後も右前には相当の負担がかかると思います。
なので、あらゆる方法で支えることにしました。

蹄踵にACS、3Dパッド、ロッカーシューを打ち、その上からキャストで補強しました。
ここまですると、少し右前は楽になったようでした。

そして左前
こちらも内側の壁がありません。

少しボンドで補強してから、右と同じように、ACS+3Dパッドで鉄を着けてからキャスト…、となり、ロッカーシューも新しいものに作りかえてくれました。


鉄の先は、蹄尖の負担を少なくするためにボンドはなしにしているとのこと。
そこにACSを着けてくれました。
渾身の鉄(と思います)

ですが、外側の釘を打ち、次に内側の1本目の釘を打った時に、痛みに耐えられず、クー太郎が転びそうになり、鉄が取れてしまいました。
再度挑戦しても同様だったため、先にキャストを着けてから、鉄をつけることになりました。
キャストがあると叩いても大丈夫そうでした。
釘が打てて良かったです。

キャストの前に蟻洞部分にパコマ原液を塗布しておきました。
蟻洞部分を開放したいと伝えましたが、それよりも蹄壁をしっかり支えたほうが良いとのことでした。



ここまでで2時間。
さすがにクー太郎も疲れていると思い、一旦お昼ご飯にしました。
戻るときはいくらか楽になったように見えました。



そして1時間後に再度蹄洗場に出しましたが、後肢を挙げていられず、この日の装蹄はやめておくことにしました。
この後でプレビコックスを2錠飲ませました。

相当疲れたのか、まったく啼きませんでした。
疲れたね…

また明後日ね

最適な装蹄治療をしていただきました。
暫く痛み止めを飲ませ、少しでも歩きやすくなってくれたら良いと思います。
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負重性蹄葉炎

2024年08月18日 19時42分30秒 | 高齢馬のケア
昨日、X線検査をしてもらいました。

左前
踵部分はスタイロフォームです。
前回6月

比較は難しいですが大きな変化はないようです。
問題はこちら
右前
比較しやすいように角度を調整したもの

2020年6月

蹄骨がローテーションしてきています。
左前を庇ってのことです。

さて、どうしましょう。
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