金魚日記

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お気楽飼い主の日々の暮らし

笑え。

2010年11月08日 | Weblog
病院の屋上から毎日夕日を見ている。

ずっと好天が続いているので夕焼けがとってもきれい。

毎日屋上で夕焼けを見ながらいろんなことを考えた。



私がもうひとつ抱えていたこと。

それは元夫が相方が手術した翌日に大きな手術をしたこと。

敗血症、そして心臓の機能も弱っていることで手術中に死亡する可能性もある、と医者に言われていたのだ。

それは突然の知らせだった。

元夫の父と兄が私が山梨に行っている間に、私の実家を訪れてきた。

私はそのことを知らず、実家の両親から聞いたのだけれど
去年、元夫が体調を崩した際、私の父が口利きをして病院を紹介した経緯から
再度、お願いできないか、という頼みだったようだ。

離婚してすでに三年以上経過しているが
元夫の両親と家の両親は未だに交流している。

私の父が、元夫を息子のように可愛がっていたことから
二人が離婚しても、あいつはオレの息子、と父が言い続けてきた。

それに甘んじてか、夫の家族も何かあると私の両親に接触をしてくる。

そのことを山梨にいる間に聞かされ
そして元夫の身体がかなり悪いことも聞かされた。

ちょうどその連絡を受けた時、武田神社にいたので
相方が、病気平癒守りを買って送ってあげなさい、と言うので御守りを購入。


元夫は父が直ぐに病院を手配をして翌日には入院。

元夫の父、兄などからも私に連絡があり、病状が伝わってきた。

内臓が悪く来年から透析をすることになったこと
そして、怪我が元で脚を切断することになったこと…

かける言葉も見つからなく、そして私の心が少しづつ病んでいった。

毎日自分を責め続け、苦しみ、平常心でいられなくなっていた。

一ヶ月先の手術の予定が、体調が悪化して急遽手術になったと連絡があったのは数日前。

兄から連絡を受け、命が危ないかもしれないと聞かされた。

そして元夫と電話で話す。

御守り送ったからベッドに付けてね、と言うと
親兄弟と一緒に手術の説明を担当医から聞いた時
体調万全で望む手術ではないので、手術中に死亡する可能性がある、ということを
彼自身も聞いていたことがわかった。

オレが死んだら、いろいろ迷惑かけるけど…と。

5日、手術日。

元夫と夫の父と電話で話し、頑張れ、と声をかけた。

手術が終わったら連絡を欲しいと義父に頼んであったのだが連絡がこなかった。
明け方になり、無事手術が終わったと連絡があった。

そして本人からも「目がさめた。手術終わった」とメールが翌日きた。



今日。

ポストに元夫から封書が届いていた。

中は 遺書 だった。消印は手術当日の5日だった。

自分が死んだら、ということや
ちびたちのことを頼む、ということなどが書かれていた。

そして生命保険の受取人を私にしてあるのでお墓を建ててほしいことが書かれた遺言書が同封されてた。



なんの因果か、

相方と夫が二日に渡り手術。


私の生き方を神様に責められているようだ。

私の人生はいつもこうだ。

いいことなんかひとかけらもない。

シアワセになることはできないのかもしれない。

いつもいつも重たいものを背負わされる。

明日はきーちゃんの手術。

こんな気持ちでいたらいい結果につながらない。

だから私は今日も一日笑って過ごした。

明日も笑う。

泣くな。

笑え。と言い聞かせる。