日々の戯れ言、それからシネマ

およそ3年ぶりにブログを再開

子どものことと鬱の関係

2017-07-23 21:04:08 | 鬱のこと
たらればはないので、もしも、の事は考えても仕方ないけれど、
もしも子どもを産まなければ、私は鬱にはならなかったかもしれない。
今も脳天気にへらへらと暮らしていたかもしれない。憧れるなーあ(笑)毎日へらへらしている素敵な生活。

21日に学校が終わり、中2日で子どもがかえってきた。
しかしさっそくかみ合わない。今日は原稿もないし、あそぼっかなと内心で思っていても、それを口にできない私。
そうこうするうちお友達から電話があり、とっとと出かけてしまった。
やっぱりさみしいけどほっともするのだ。

もう、これまでより完璧に距離が遠のいている。
でも、もうこういう星の下に産れてしまったのかもしれないとあきらめようかと思っている。
母についてはまだうらみつらみもあるが、だいぶあきらめきれてきた。ほとんど、というか死んだと思うことにしている。
向こうから一切連絡もない。
母と娘なんて、そういうのきっといっぱいあるんだろう。


今日は精神科医のお話を少し。
子どもが1歳のときに不眠からはじまって、イライラだのやる気が出ないだの布団から出れないだの
いろいろあって、最終的に死にたくなったわけで、それは今も常にあるから、
やっぱり精神的に健康とは言えない。

最初に世話になった先生は見るからに精神科医です。という感じの優しげな人だったが
初診なのに話はたったの5分か10分。30分以上も待たされたのに~?
何度いっても話を聞いてくれる時間は短く薬だけがどんどん増えるので半年でやめた。

次の先生は精神科医ではなく中医学の先生で友人の紹介だった。
この人にはとにもかくにもいろいろお世話になった。感謝しているけど、それをいったら怒られたので言わない。
先生の言葉にはいつも救われていたし、先生の言葉は今も「たけし語録」として ひそかに保存している。
それを言ってほしかった!ということをずばっと言ってくるけど、言葉もときどき厳しくて
それでも心底便りにして信用していた。

ちょっとした気持ちの行き違いで最後はとても残念な結果になり、それ以来行っていない。
精神的にかなりやばいときで、パキシルを減らそうかどうしようかという非常に難しい時期で、しかも年末だったので、
私は病院を出て、途方に暮れて駅のホームでこっそり泣いたものだった。

信頼していた人に裏切られたというか。 私の言った言葉か何かが先生をいらつかせたのだろうけど、
それにしてもすごいキレ方でして、この話はいずれまた、、、。

こっぴどい目にあったけど、先生の事は今もときどき懐かしく思い出すし、今の私を見たら
あの先生ならなんていうかなーと 考えることも多い。 最後は残念だったけど、でも大好きで信頼していた先生。
途中2年ぐらい行っていない時期もあったけど、たぶん6-7年はお世話になったはず。


それ以外にも
やる気があるのかないのかさっぱりわからない先生もいたし、診察時間3分とかね。
でも悪い人ではなく、ほしいと言った薬は全部くれるので(それもどうなのかなー)、
半年ぐらいはお世話になったのかもしれない。

あと、私はデパスがないととにかく不安になって仕方ないのに絶対にださない人とか。
その人はかわりの睡眠薬もくれなくて、とにかくひたすら眠れなくてよけいひどくなった。
でも、ネットなどで見ると評判は悪くないようだったので、人によってはいいのかも
ただ、私には合わなかった。
人の話聞いているより、パソコン打つのに一生懸命で
また、そのパソコン打つのの遅いことといったら、あなた。
かわりに打ってあげましょうか? と言いたくなるぐらいだった。

そこには結局2回しか行かなかった。


そしてようやくたどりついたのが今の先生。
そーかー。
こういう先生が精神科の先生なんだなーぁと心から思った。
もう会った瞬間に、そのすべてを包み込むような穏やかさ。
人の話を絶対に遮らない。最後まできちんと聞いて、思うところを言ってくれる。
薬についても表をみせながら一つ一つ説明してくれる。
何がつらくてどうすべきなのかを言ってくれる。
そして絶対に否定をしない。これがすごいと思う。

おまけに誰も気づかなかった、私の首の微妙なふくらみに気付き、大きな病院で検査したら
副甲状腺機能亢進症だとのこと。おまけに胆嚢やら卵巣やら、腎臓やらあちこちに問題になるかならないか程度のよくないものがあるらしく、極度の貧血も判明。

先生が首の腫れに気付いていなかったら、ある日貧血でぶっ倒れてホームから転げおちて中央線を送らせていたかもしれない。
それも悪くなかったかもねー。

うつ病とか、うつ病かもしれないなーって悩んでいるみなさん、
精神科の先生には本当にいろんな人がいるので、自分に合う先生を見つけるまでが大変です。
あと、もちろん自分に合った薬。


でもねー
一番大事なのは愛じゃないかな。
ご両親でも旦那さんでも奥さんでも、
恋人でも、誰かあなたを本当に理解しようとしてくれる人、
もちろん本当の大変さは理解できなくても、理解してくれようと努力してくれる人
そういう人がいるかいないか、それが大きいと思う。

それが子どもだと負担かけちゃうし。

でも一人だと大変です。
逆に子どもに迷惑かけて、いろいろ長引いちゃったりするし。


朝、カーテンを開けたら、今日もいい日だと言ってみよう!とか
一日の終わりに感謝することを思い出してみよう、とかいろいろあるけどさ。

そんなことやってらんないよ、っていうときだっていっぱいあると思う。
私だって、そんなんでよくなるかーって悪態ついたりしてるけど、ときどきはやってみてます。


精神の問題って、
原因一つではないし、たとえば悪いけれど統合失調症とか双極性障害とか、わかりやすい名前がついていれば世間にも説明がしやすい。
でも、なんとなく鬱っていうのが逆に一番タチが悪い。ただのわがままさぼりとか思われがちだし。

経験しないとわからないものだと思うわ。
経験したってわからないもの。


まとまりないけど、今日はこのへんで


子どもがいなかったら、鬱になんなかったかもね、っていうのが今日のお題のはずでした。すんません。

子どもを産んで後悔している自分がそこにいる

2017-07-22 16:37:18 | 子育て
子どもを産んで、自分が孤独になったと感じている女性は、どれぐらいいるだろう。

少なくとも私の周りにはいないので、あまり人には言わない。
もちろん、産んでよかったと思うこともあるが、極めてまれなことだ。
子どもが成長して話ができるようになったら、きっと変わってくると思った
もうすぐ10年になる。

しかし、今でも産まなければよかった、思う自分がいる。
それを口にしてしまうこともある。
言うたびにもう二度と言うまいと思うが、また言ってしまう。

娘はどんどん離れていく。

まだ娘が本当に小さくて、夫とかみあわなくなってきた頃、
当時仲がよかった友人に
「そんなんじゃ○○さんも(元夫)、○○ちゃんも(娘)離れていっちゃうよ」
と唐突に言われたことがある。
なぜ、そんなことを言われたのかはっきり覚えていないが、あまりの言葉にショックを受け
その言葉が今も心に突き刺さっている。

そしてその通りになったなあ と思う。
夫との離婚を決めたのは私であり、娘は私が引き取ったが
ほとんどこちらにいない。

その元友人の言うとおりになってしまった。

友人は私が自分勝手だと言いたかったのだろうか。
あんないい人いないよ、と言われたが、家の内情を知らずにどうしてよくもまぁそんなことが言えたもんだよな
と、根に持つタイプの私は今でも思っている。

子どもが生まれる前、私たち元夫婦はとても仲がよかった。
お金はないけど、両親が仲良しなのだけは子どもに自慢できるね~ なんて話を妊娠中によくしたものだ。

それがいざ産んでみたら予想もしない展開が次々と押し寄せ、まさかの離婚になった。

娘は口にしないが、本当はお父さんと一緒に住みたいのだろうなといつも感じる。
おとなげないが、それはやはり面白くないのである。
平日の朝、毎日毎日やっとの思いで起こして、学校に行かせ、夜はご飯を食べさせ、10時前には寝かせる。
毎朝、子どもを学校に行かせたあと、仕事に取り掛かる前に、すでに疲れ切っている。

そして週末、のんびり寝坊でき、せかす必要のないとき、娘はそばにいない。元夫のところに行ってしまうのだ。

どう考えても不公平なような気もするが、娘がいなくてほっとしている自分もいる。
会わない時間が多くなると、たとえば連休とかで2日とか3日会わないでいると、
娘がかえってきても、どう対応していいかわからなくなる。
帰ってくるなぁと思うと、何となく気が重くもなる。


本当はとてもかわいくて大好きなのに、その想いとは正反対の言葉を口にしてしまう。
そんな自分にもうホトホト疲れてしまったし、どんだけアホなんだよ、と思う。

母親に愛されていないで育つと、私のようになるケースがあるらしい。
自分の母親よりはいい母親になりたいと思ってきたけれど、私よりもまだ私の母親の方がマシなんじゃないかと思う。

ほめられた事は一度もないが、産まなきゃよかったと言われた覚えもない。
それだけでも、まだマシってもんじゃないか。

娘のせいではないけれど、娘を産んでいろいろなことに気付いてしまい
結果としていろいろなものを失ってしまったらしい。
それもすべて自分の行いがそうさせたのだろう、とうすうすわかってはいる。

孤独だなぁと1日何回も思いながら、これに慣れなきゃなぁと思う。
遅かれ早かれ、どちらにしても一人になるだろうから。

今日は映画のオールナイトに行くつもりだったけど、そんな元気、どこにもない。
確実に寝てしまうだろう。

夕方や夜に行動するのが苦手である。
でも映画が好きなので、どうしても観たい!と思うとうっかりチケットを買ってしまうのだが
結局面倒で行かれないことが多い。

もう二度と、レイトショーとオールナイトのチケットは買わないぞ。
昨日も今日も2日続けて行かないなんて、 なんてもったいないんだ!

明日は朝から娘と二人。
いつもなら土日も仕事だが明日は珍しく何もない。

さて、どうやって過ごせばいいんだろう。
誰かに教えてほしい。

どうすればいいのか本当にわからないのだ。
1日声をあらげずにすんだら、きっと心地よいだろうに。