第79期育成学校開講

2021年７月３日（土）
京都自動車会館５階於

第79期育成学校　開講

個人タクシーを目指す約４０名が入構

廣田講師（互助支部支部長・全京理事兼）
のもと１１月試験（地理有は年に一度）
向け準備を始めた

開講式には、川﨑副理事長、金谷専務が出席

川﨑副理事長、開講の挨拶では、
大要、以下の通り述べた。

・・・

昨今、コロナ禍にてタクシー事業を取り巻く環境は、
非常に厳しい状況にある。
とりわけ一人一人が経営者でもある我々個人タクシー事業者にとっては、
事業存続に係る未曾有の現状下、廃業者も例年以上に増えている。

このような中、今回多くの方が個人タクシーを目指すにあたり、
参加されたことは、当組合としても真摯に受け止めている。

そもそも昭和34年、個人タクシーが発足した当初は、
運転技術はもちろんのこと、
サービス面に於いても他の模範とされ高い評価を頂いたものが、
最近では、残念ながら利用者に敬遠されることも珍しくない。
　
このまま世間の評価を得ないならば、
いずれ個人タクシー制度そのものが廃止されかねない、
正念場と言える状況でもある。

ここにいる各人が、今後の個人タクシー、
未来の業界を担っているといっても過言ではない。

コロナ禍についてはワクチン接種も進みつつあり、
またオリンピックも開催される予定。
少しずつではあるが、明るい兆しも見え始めている。
　
各位が開業される頃には、
活気ある日本、世界の観光地京都に戻っていることを期待している。

本日以後、廣田講師のもと、１１月の試験合格に向け、
夢と希望をもって、個人タクシーを目指して頂きたい。

・・・

写真前段左　川﨑副理事長　右廣田講師


以上、開講式の報告でした。
みなさん、頑張ってください！