Curse priest

Trigger Happy 出張所。D.Gray-manとシャドーハウスのネタバレ感想、アニメ感想を書いてます。

平清盛 第17話 「平氏の棟梁」

2012-04-29 21:13:01 | TVドラマ

はい、始まりました。それ行け!平清盛!!
入稿三日前なのでザックリ感想です。

平清盛 第17話 「平氏の棟梁」

なーぜーかしら、そんなに綺麗にならなかったわー、きよもーり~♪(笑)

棟梁になっても、何故か貧乏臭い烏帽子を脱がないからか、ヒゲがアカンのか、
ちっともかっこよくならない清盛。
仕事が無尽蔵にあるので大変ですが、棟梁はこんなに雑務もいちいち聞かねばならんのか?

清盛棟梁就任の祝いの宴を開きますが、大人数の宴会になれない時子ちゃんは分量間違え。
お祝いなのに、料理はちょっぴり。
ええっ、いつも海賊や下人達と宴会やってたじゃん(^▽^;)
仕方ないので、フォローに琵琶を…だったが、時子ちゃんは琵琶はうまくならないので辞めましたと。
せっかくの晴れがましい席が台無しです。
清盛はカンカン。
男の宴会でどーせ食事はちょっとしか食わないんだから、酒ガンガン出して、その間に料理を大鍋で
作ってそのまま出しちゃえばよかったのにね。

清盛のお披露目って事で、宮廷でも歌会。
(源氏の俺達には縁がない話だけどさーと頼朝の恨みがましいナレーションが(笑)
和歌が苦手の清盛は大弱り。
佐藤君を呼んできて歌ってもらえばいいんですが、こういう時いねぇし。

そんな時、久しぶりに義朝君と宮中で再会。
いつもの貧しげな格好でなく、結構いいお召し物。
清盛より、よっぽどかっこい(ry
頑張ったんで、地位もらって出世したので、清盛にも素直におめでとう言う義朝君。
常磐とすっかりいい仲になって、もうすぐ子供も生まれるそうだ。
しかも刺々しかった義朝君がすっかり優しくなっている。
常磐と一緒なら、ツライ事でも頑張れるので、ここまで出世出来たそうだ。
常磐はアゲマン。

いいなー。夫婦はこーでなくちゃなーと感心する清盛。
だが、かわいそうなのは由良ちゃん。
苦労を共にしてきた筈なのに、手柄も夫も全部常磐に取られました。
そういう淋しい母を見て育つ頼朝。
元々、別々に育つ訳だし、これが後の義経との確執に繋がる。
やはり二股はいけませんね。
せっかく出世しても、ますます家族関係が冷え冷えとしていく源氏。
三代で速攻で潰れたのもムリはない。

清盛の子供達は勉学に励んでますが、いつもさもしい男・時忠はお庭でみそっかす状態。
姉の弟とはいえ、おこづかいが自由にならないらしい。
三男坊の幼い子に
「お前は後添えの子で愛されてないから、いずれ寺に出されるぞ。
 だから、勉強も武術もせんでいい」とひどい事を吹き込む。
当然、三男坊はグレて泣き崩れて、勉強しない。

皆、何故この子がいじけたのか理由が解らないので大騒ぎしてると、和歌が出来なくて
イライラ状態の清盛。
家がうまく回ってないのは時子のせいだ。あきこならもっとうまくやったと決して言っちゃいけない
一言を言ってしまう。
泣いて、向こうへ逃げてしまう時子。
愕然とする子供達。

そこに時忠が来て、時子が琵琶を辞めたのは清盛があきこの琵琶の音色を消したくないから
他の琵琶の音色を聞きたくないと言ったから。
十数年も前の話だぞと清盛は驚くが、時子は清盛の気持ちを大事にする女だ。
その約束を十数年も律儀に守っている。
俺は姉の気持ちが清盛よりずっと解っている。
だから、三男坊に後添えの子の立場を吹き込んだのだと。

時子をかばうのは立派だが、やり方がひどいと思う。
子供に関して、清盛は全く訳隔てないぞ。
清盛は家の中で差別されるツラさを誰よりも知ってる男なのに。
それにこの子がグレたらどーするねん。
トラウマ植え付けやがって。

すぐ謝りにいけーと思うが、清盛は何故か行かず、歌会へ。歌のお題は「春」。
当時の歌会は政治の場だったが、清盛は歌とは全く関係ない子供達の名前を提出し、
時子の事を話し、時子は「春の日だまり」のような女だと讃える。
そして、家族や妻こそ大事だと告げ、政治と正反対の場にしてしまう。

何となーく感動しちゃう面々(笑)
鳥羽院は清盛に甘いのぉ。
まぁ、嫌みと皮肉の押収ばかりの歌会より、ほのぼのでいいんじゃないかな。
ホントは和歌の出来ない清盛を皆で笑いものにする会だったろーにね。
力業で清盛にかないません(笑)
後白河くんも、自分とは違う破天荒な清盛にちょっといっかもーと思ったようだ。
口には出さないけど。

落ち込んでる時子をあなたこそが自分達の母だから、聞いた事のない弟達も交えて
また琵琶の音を聞かせて下さいと頼む子供達。
いい子達やのぉぉぉぉ。

時子が心配で謝らなくちゃと帰ってきた清盛に例え父上でも母上を傷つけたら許さない!と
食ってかかる子供達。
全くいい子達だ、こんな子供を育ててくれたのは時子の功績だと思いながら、琵琶の続きを所望する清盛。
子供達を抱っこしながら、時子の音色もあきこの音色もちゃんと聞き分けて忘れないから、と。
その言葉に感激する時子。
やっと家族が元通りに。よかったね。

反対に源一家は分裂寸前。
義朝がいい気になってると、パパは弟に次期棟梁の証の刀「友切」を渡した上、義朝が作った関東の座を
奪ってこいと言い渡す。
当然、義朝はカンカン。
だが、パパはお前は強くなりすぎて、平気でパパの誇りを踏みにじり、それも解らない男になってしまった。
そんな男に次期棟梁の座は渡せないと言い放つ。
義朝としては、源氏の地位を上げ、そしてそれは同時にパパの為だっただけに全否定されて怒り心頭。
同時に悲しい。ツライ。
だが、今更この道は引き返せないと決裂。

次回はホラーちっく。よーそろ。



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