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BIGBANG2016年3月上海公演~「大麦網」スマホアプリとチケット取引サイト「西十区」

2016年02月22日 | エンタメの日記
もうすぐ中国でBIGBANGのツアー「2016 BIGBANG MADE [V.I.P] TOUR」が始まります。
3月11日、12日の上海公演は、2月15日に大麦網(DAMAI.CN)など中国大手チケットサイトでチケットが発売になりました。

2016 BIGBANG MADE [V.I.P] TOUR IN SHANGHAI
3月11日(金)、12日(土)
上海メルセデスベンツアリーナ(上海世博文化中心)
アリーナ:1480元 スタンド:1280、980、680元(1元=約17.5円)

  

「2016 BIGBANG MADE [V.I.P] TOUR」とされていますが、一部のサイトでは「2016年ファンミーティングツアー」と表記されています。
2016年春の中国公演は具体的にどういう内容なのか、いまひとつよく分かりません。

いま、中国ではBIGBANGのコンサートチケットが非常に取りにくいです。
もしかすると、ジェイ・チョウ(周傑倫)、イーソン・チャン(陳奕迅)など中華圏のトップアーティストのチケットより入手難です。
3月11日~12日の上海公演のチケットも、「大麦網」販売分は発売から1分以内で完売しました。

~~中国の代行業者の間で流れている2016年BIGBANG中国公演スケジュール~~ ※変更の可能性あり

上海 3月11日、12日(昼夜2公演) 上海メルセデスベンツアリーナ(チケット発売済み)
深セン 3月13日 深セン湾体育中心体育館(チケット発売済み)
鄭州 3月17日、河南省体育中心体育場 (3/2発売済み)
南京 3月19日 南京奥体中心体育館  (3/3発売済み)
合肥 3月20日 合肥体育中心体育場 (3/4発売済み)
杭州 3月24日 杭州黄龍体育中心 (3/7発売済み)
南昌 3月25日 南昌国際体育中心体育場 (3/8発売予定)
長沙 3月26日 長沙賀龍体育館 
武漢 3月27日 武漢光谷網球中心
広州 5月21日 会場:未定
北京 6月4日 北京楽視体育中心
成都 6月18日 会場:未定
沈陽 6月25日 会場:未定

他にも、天津、済南、佛山などでの開催の情報もあります。
全部やるとするとすごいことになるのですが、本当にこんなにやるんでしょうか・・・?

なお、3月11日、12日の公演のチケットを2月15日に発売するというのは、スケジュールとしてかなりギリギリです。
しかも、大麦網ではネット販売したものの、まだチケット自体は発券されていません。(追記:上海公演分は2月23日前後に発券されチケット配送されました)
上記の公演日程はかなり日にちが迫っているので、本当にこのとおりに実施できるのかやや不安があります。


3年ほど前に「大麦網」についてブログに書いたことがありますが(過去ログ)、現在では状況がかなり変わっています。

1.最大の変化は、大麦網にスマホアプリができて、スマホアプリによる先行販売が始まったことです。

人気のあるコンサートのチケットは、スマホアプリで先行販売され、スマホアプリのみで発売が完了し、ウェブサイトでの販売は行われないことがあります。

スマホアプリ版「大麦」


BIGBANGの上海公演(2016年3月11日、3月12日)のチケットは、2月15日に大麦網で発売されましたが、その際の販売ルールは以下のとおりです。

3月11日公演チケットの発売時間:【2月15日 19:00】から大麦スマホアプリで発売。残席がある場合は【2月15日 19:30】から大麦ウェブサイトでも販売。各自購入枚数は4枚まで。
3月12日公演チケットの発売時間:【2月15日 20:00】から大麦スマホアプリで発売。残席がある場合は【2月15日 20:30】から大麦ウェブサイトでも販売。各自購入枚数は4枚まで。

つまり、スマホアプリで先に販売し、アプリからのアクセスで予定枚数が終了すれば、ウェブサイトでは販売しません

私は2月15日の19時にスマホアプリで操作していたのですが、1分以内に完売しました。なので、ウェブサイト売りはなかったと思います。

2.ネット購入の際に、中国身分証番号の入力を求められることがあります。

人気のある公演は、中国人の18桁の身分証番号の入力が必要で、購入枚数に制限があります。
これは、大量購入による転売防止目的と思われ、実名制を実施しているわけではありません。現状、チケットに身分証番号は印刷されていないし、購入者の名義と身分証の番号が一致している必要もありません。一人の身分証番号で複数枚購入することができます。

中国のサイトは、認証のために身分証番号の入力を要求することが時々あります。
この身分証認証機能の精度は高く、存在しない18桁の数字を入れてもはじかれます

3.チケット取引サイト「西十区」(xishiqu.com)の登場。

2014~2015年頃から上海地区を中心に出てきたチケット売買サイトです。
チケットキャンプと同じような機能を持ちます。個人ユーザーがサイト上で安全に売買できるようにシステム的な措置がとられています。



同じような転売はタオバオ(淘宝)でも可能ですが、「西十区」はチケットの売買に特化しています。

「西十区」BIGBANG http://www.xishiqu.com/event/bigbangshz/all/p1.html



タオバオの業者とチケット売買をやり取りする場合、値段が不確定なことがあり、入金した後も業者との交渉で追加金額を要求されたり、最終的に希望の席種のチケットが手配できず返金されることもあります。

3年前と比較して中国のコンサート事情で大きく変化した点がもう一つあります。
それは、内陸都市での公演が増えたという点です。
以前は、海外アーティストのコンサートといえば、北京、上海、広州の三大都市が定番でした。
これに南京、杭州、深セン、成都が加わり、更には、安徽省合肥、河南省鄭州、江西省南昌といった内陸都市まで広がっています。

なお、2015年8月のBIGBANG中国ツアーでは、中国吉林省の朝鮮族自治州延辺の首府、延吉(YANJI)でのコンサートが予定されていました。
公式発表されていたにも関わらず、中止になりました。
もし実現してたら、画期的な試みだったと思います・・・。
コメント (2)
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