羊飼いな日々

仕事も家庭も子育ても、
のんびり気ままに行きましょう~

父の命日に・・・

2008-03-10 23:52:50 | 子羊・日常の様子

今日3月9日は父の8回目の命日でした。

父は、胃がんを患い、手術をしたちょうど一年後に亡くなりました。その時、娘羊はまだ3才になったばかり。息子羊は一歳になる前でした。

父が最初に手術した時、私のおなかには息子がいて、大きいお腹で介護をし、父が退院してからは、娘羊を連れて毎日実家に通い、世話をしていました。

退院してすぐに息子を出産。

実家では、生まれたての赤子を見ながら、病人の世話、娘の育児。

母はフルタイムで働いていたので、休めず、きつい産後でした。しばらくして、無理がたたったのか、出血がひどくなり、私は自宅に戻りました。その方が休めたのです。

半年もすると、父は自力で運転ができなくなり、通院に私が付き添うようになりました。父と、子供を二人とも車に乗せて、病院へ。

最後の頃は、歩けない父を連れていくのが大変でした。車になんとか乗せ、病院で車いすに乗せて押しますが、うちの子どもたちをどうしたらいいのだろう・・・。

すると、もうすぐ3才になる娘が、息子が乗った乳母車を押してついてきてくれました。本当にそんな風だったのです。

ぎりぎりまで、自宅で介護していました。入院してからは、毎日、お見舞いと付添。これも子ども2人を連れてです。子供にとって病院は危ないところなんて、わかってはいても、それよりも父を見る方が優先でした。息子を父のベットに一緒に寝かせ、娘におやつを食べさせながら、付き添っていました。

雨のお見舞いの日、先に病院通用口で子どもたちを下ろし、遠くの駐車場まで車を止めに行く時、娘に、弟を見ててね、と頼んでいきました。

私が車を置き、急いで戻ると、娘が息子をあやしながら、じっと、ガラス越しに外を見て立っていました。こんな事、この娘でなかったら、できるはずがない、と、思いました。

親の大変さを身近で誰よりもわかっていた娘でした。3才の娘がこれほどに助けになろうとは。

父は、入院して1週間で亡くなりました。私たちの負担にならないためとでも言うように。

命日には、こんな事をしんみりと思いだすのです。

お墓参りに行くと、父を偲ぶかのように、お寺の梅の花が満開でした。

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お父さん、亡くなった時には2人だけだった孫も、今はなんと7人に増えたんだよ。

墓に手を合わせながら、心の中で語りかけました。

その孫たちは、こんな風に、仲良く遊んでおります。その娘も、今は11才。

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専業主婦を決め込んでいた私もついに仕事につき、毎日がんばっているし、みな元気ですよ。

また、来るからね。


ふきのとう頂きました

2008-03-10 15:08:32 | 趣味・おいしいもの~

ふきのとうをいただきました。今年のお初です。とれたての新鮮なものです。

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そのままきざんで天ぷらもいいですが、やはり「ふきのとう味噌」ですよね。春の香りいっぱいのふきのとう味噌を作ってみました。

作り方です(自分流にいつも適当ですが、初めて作る方のためにちょい詳しく)

まず

ふきのとう 10個を5分ほど茹で、水でさらしてアクを抜きます。

鍋に、味噌、大さじ4、みりん大さじ3、きび砂糖大3(だいたいこの比率で)入れて

錬り合わせ、刻んだふきのとうを入れて混ぜます。

出来たらさましてビンに詰めて冷蔵庫で保存を。

1週間から2週間くらいで食べきりたいですね。

これで、完成です。

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ごはんに乗せても美味しいし、焼きおにぎりでも。味噌汁に少したらしてもいいですよね。

あー、食べるのが楽しみです。

羊飼いは、苦味が大好きなので、アク抜きはいい加減ですが、苦味の苦手な方だと、重曹でゆでたり、ひと晩水につけたりする方法もあるようです。

今回は、一緒に手作り味噌もいただき、その味噌を使用しました。なので、また格別な風味です。

ホント春ですね。

頂いた方に感謝しつつ。