Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

ライブ生感想「Radiohead 2004」

2004年04月19日 22時30分00秒 | 音楽
朝一で『APPLE SEED』を観るために、
Scarvingして9時に幕張メッセに着いたのですが、
その時点でもう行列が!!

それもなぜか女性ばかり。

ヨン様おっかけのような、
お歳をめした方もチラホラ。。。

やっぱレディへは老若男女問わずスゴイ人気だな。

・・・とか思ったら、
メッセ内で仮装大賞の公開撮影があったらしいです。
大将ファンごめんなさい。

だめだよ~。(大将)

いや、素直に香取慎吾ファンだとは思いますが。。。

さて、お話を戻しましてレディへライブ。

全席スタンディングということで、
整理番号があるものの、基本早いもの勝ちです。

そんなわけで私は開場と同時に会場に入り、
Bブロックというかなり遠い席でしたが、
一番前の方で、フェンスに寄りかかれる、
かなり良い場所で鑑賞することが出来ました。

でいて開演までの2時間、
友人達にヨタ話メールしてヒマつぶしです。
みなさま、ご協力ありがとう。

ライブの曲目的には、
昨年のサマソニの延長線上にあるような感じでしたが、
アンコールが2回もあって、なんだか得した気分でした。

しかもアンコール時以外、MCや曲間の休憩はほとんどなく、
レディへさん達は、ひたすらに楽曲を演奏していました。

会話をしながら和やかに進めるライブもいいですが、
これでもか、と楽曲を投げつける、こんなライブもありです。

正しいセットリストは、もちろん他の方にお任せします。
てことで、ネットを検索。。。

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01. there there
02. 2+2=5
03. myxomatosis
04. kid a
05. morning bell
06. where i end and you begin
07. bullet proof..i wish i was
08. backdrifts
09. my iron lung
10. sail to the moon
11. go to sleep
12. national anthem
13. scatterbrain
14. sit down, stand up
15. paranoid android
16. exit music
17. idioteque

<アンコール1>
18. i might be wrong
19. pyramid song
20. a wolf at the door
21. street spirit

<アンコール2>
22. planet telex
23. everything in its right place

(「IDIOT COMPUTER」より転載)
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私はライブというものは思考停止して、
感情に身を任せるものだと思ってるので、
理性を残しての観方は出来ません。

「とても良かった、また観たいです」以外の、
まともな感想もあるわけありません。

とか言い訳しつつ、小感想をしましょう。

レディへさんの曲調からわかる通り、
ライブは飛び跳ねて激しく騒ぐものではありませんが、
トムヨークさんの妙な踊りをほのぼの見てみたり、
目を閉じ、混沌とした音の波と光の渦に心を預け、
おもむくままに体を揺らせてみるのもまた良いです。

大きな音に合わせて理性を失わせる、
というのは、日本古来から続く「まつり」の精神なわけで、
こういう理性なき空間に身を置いて、
普段の規則正しい生活で貯まったものを洗い流す、
そうして日本人は上手く生きていたような気がします。

てことで、リズムに合わせて、
ふらふらゆらゆら揺れながら観ていたのですが、
『OK COMPUTER』以前や最新作『Hail to the Thief』の方が、
『KID A』や『AMNESIAC』よりも、ライブ映えしている気がしました。

というか私が『Hail to the Thief』を、
個人的に好きなだけな気もします。

前二作までの実験的な音楽を上手く消化して、
バンドとして表現すべきPOPな音に回帰してますからね、
POP好きな私的にはいい傾向です。
もっと戻ってください。

『Hail to the Thief』からの曲満載な、
今回のライブは大満足なわけですが、
それよりなにより『OK COMPUTER』の曲を聴くと、
大学当時の色々なことを思い出して、
ついつい感慨に耽ってしまいます。

あの混沌さが大学時代の自分と妙に同調するのです。
もうズルイの領域です。

あの頃は、あの子のことを好きだったな、なんて、
余計な思い出の扉さえも開かされてしまいます。

そうして楽曲単位の評価が出来るくらい再現度が高く、
それでいてバンドっぽさ、ライブっぽさも兼ね揃えた、
いい演奏だったと思います。

ライブ中、飽きさせることなく、
ライブというものを存分に楽しませてくれました。

CDで聴くのとは違う、
私的には満足なライブらしいライブでした。

そんなこんなしてスタンディングのライブ終えた後、
休憩もなく、夜の首都高Scarvingをしたのですが、
25歳オッサンらしく、さすがに帰宅後ばたんきゅ~でした。

けれどScarving、映画、買物、公園ランチ、ライブ、
と好きなものが全て揃った素敵な一日でした。

しかし、こんな風に好き勝手に楽しんでいるのを続けたいならば、
独り身でいるべきな気もしてしまいます。。。

きゅ~っ。

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