Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

音楽生感想:2013年09月まとめ

2013年10月01日 00時00分00秒 | 音楽つぶやき

John Mayerさん「Paradise Valley」を聴く。(アルバム)

カントリー寄りな楽曲が多いものの、クセやアクはなく、とっても聴きやすい、大らかなPOPさがとってもステキ。シンプルな音で飾らず奏でられていくからこそ、美しいメロディが素直に染み込んできて、心に安らぎを与えてくれる。

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mihimaru GTさん「mihimaland」を聴く。(アルバム)

活動休止前の作品とは思えないほど挑戦的な曲から始まるも、らしさ溢れるバラード曲が心に響き、今を取り入れた楽しさいっぱいのPOP曲で心が跳ね。集大成というより、どこへでも向かえる一歩目のような、いい意味の物足りなさが残った。

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SOFFetさん「The Swing Beat Story」を聴く。(アルバム)

全編に渡って音楽を奏でられる喜びが感じられるのが、なによりステキ。聴いている側も嬉しくなれる、POPな響き。ビッグバンドの華やかな音も、スイングジャズも、ストリングスも、1枚のアルバムの中でバランス良く楽しめる。

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John Legendさん「Love in the Future」を聴く。(アルバム)

様々な時代で鳴っていた音を、楽曲を輝かせる彩りとして取り入れ。1曲ごとに異なる時代の異なる表情で、全編に渡って高い質を保ったまま、ただ純粋にいい音楽を奏で紡いでいく。どの楽曲も心地よく、心に染み渡っていく。

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Arctic Monkeysさん「AM」を聴く。(アルバム)

食べ頃の果実のように、若さが持つ新鮮さと経験を重ねた成熟さのバランスが、とってもいい。耳にするだけで悦びを感じられる濃密な音が、滴るように溢れ出て、体の中いっぱいに広がっていく。繰り返すほどに染み渡る、艶と色気を持った、カッコ良さ。

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The Strypesさん「Snapshot」を聴く。(アルバム)

自分たちの音を信じて、時代を超えたロックンロールを掻き鳴らし、一切の躊躇なく突っ走る。若さ故の真っ直ぐな勢いに、確かな演奏力も重なって、シビれるほどにカッコイイ。聴き込めば聴き込むほどに、体が高揚して、生で聴いて感じたくなる。

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Manic Street Preachersさん「Rewind The Film」を聴く。(アルバム)

全編に渡って情緒的な雰囲気が漂い、過去と、心と向き合う、静かな挑戦作。生音を中心に彩り、静の面でのらしさを色濃く出して、表現の骨格となる部分を太くしたような。良いメロディ、良い歌声が際立つ。

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The 1975さん「The 1975」を聴く。(アルバム)

アルバムを通して質が高く、これを聴いておけば大丈夫、というレベルのPOPな1枚に仕上がっている。80年代の音を、表現に必要な確かな彩りとして取り込んでおり。懐かしさでなく新しく繰り返される、今の音を鳴らしているところがとってもいい。

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中田裕二さん「アンビヴァレンスの功罪」を聴く。(アルバム)

大人の色気漂う艶っぽい楽曲群、邦楽の綴った歴史の延長線を迷いなく進んでいるのがステキ。個人的に、原点となる好きな音が似通っているので、鳴らしてほしいところで鳴らしてほしい音が鳴ってくれる、心地いい瞬間がたっぷりあるのが、とってもいい。

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豊崎愛生さん「Love letters」を聴く。(アルバム)

こんなにもたくさんの声の表情を見せてくれるのか、と驚いてしまうほど贅沢な1枚。各作家さんに近付いて歌っているような、個性の出し方がとっても面白い。DVD収録のメイキングを通して、アートワーク含むアルバム全体を好きになれるのもステキ。

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※つぶやいてないCD多数。基本、新譜の生感想。



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