Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

映画生感想『頭文字D THE MOVIE』

2005年10月01日 10時26分20秒 | 映画
2005年9月29日、接待帰りおひとり、
109シネマズMM横浜さんにて、21時40分の回を観賞しました。

感想を一言で言うと、
個性たっぷりな香港演出キャラと、
それを打ち消すくらいガツガツした物語展開で、
ザラついた感じが伝わってきつつも、主人公の真似がしたくなる、
とってとも香港映画らしい、荒削りな作品でした。

私は、原作にまるで触れたことがないので、
単品の映画としてしか評価のしようがないのですが、
寡黙な主人公はカンフー映画には珍しいとは思いつつも、
周囲のキャラの配置の仕方や設定、絡み方等、
カンフーをレースに置き換えてみました、という印象でした。

ので、観終わった後に、
カンフーをしたくなる代わりに、車で走りたくなりました。

私は規則守らないことをカッコつける作品は好まないので、
そこに対する引っかかりはあり続けましたが。。。

けどそんな風に、素直に走りたくなるくらい、
レースシーンは、よく撮れていました。

ホントの車が競い合う、アツさやコワさが確かにありました。
原作知らず、結果知らないので余計にかもしれませんが。

何度も同じ街道を通り続けるだけなのに、
そんなにも飽きないように撮ってますし。

人物描写も直接語り過ぎず、行間を読ませるようにして、
より深く共感できるよう頑張っていましたけどね。

周囲のキャラは香港的な押し出しの強さがあるものの、
主人公は冷静で、とっても自然っぽくさっぱりしてて、
構えなくても見やすく、よい感じでしたし。

映画としての完成度がどうこう言うでなく、
勢いで楽しむのが、香港というかカンフー映画な気がしますので、
なにも考えず、ただすげぇな、って観るといいと思いました。

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