Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

ライブ生感想「TMNetwork 20th」

2004年04月22日 06時09分35秒 | 音楽
Welcome to the FANKS!!

ということで、2004年4月21日、
TMNetworkデビューちょうど20周年記念ライブ、
「TMNetwork Double-Decade」を観てきました。

TMNetworkさんは小学校から聴いていて、
アルバムも最新作まできっちり買い揃えているわけですが、
20周年とは言いつつ途中活動休止があったりもしたので、
TMNetworkさんのライブ、実は今回が初めてでした。

なのでライブ行く前から楽しくてしょうがなかったです。
もう80年代の自分に戻った気分です。

せっかくだから80年代に溶け込めるようにしよう、
と、ひとり勝手に盛り上がり、
こざっぱりとニットのベストなんかを着込み、
私なりの打ち込み、宅録好きな人服装で挑んでみました。

会場に着いたら、現代の普通な服装な人ばかりでしたが、
ごくわずか「それ、シティーハンターで着てるの見たし!」みたいな、
80年代の流行そのまま抜き出したような女性がちらほらいたり、
オーバーオールをピッチリ着込む、少年の心を持った中年男性がいたり、
隣席はビジュアル系崩れ服装なアキバにいそうな青年だったり、
前ではネット同士で知り合っただろう女性達が少女の心で挨拶しあってたりして、
その時点で脳内では「80年代ありがとう!」と両手を挙げてガッツポーズでした。

コムテツさんへの掛け声も「先生」でしたし。

・・・とか観客をいじってると怒られそうなので、
早々にライブの感想に入ります。

セットリストは他の方にお任せします。
ということでネット検索。

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01 SCREEN OF LIFE
02 Rhythm Red Beat Black
03 Kiss You
04 Be Together
05 Get Wild
06 10 YEARS AFTER
07 WE ARE STARTING OVER
08 Telephone Line
09 1974
10 Just One Victory
11 Time To Count Down
12 Self Control
13 Love Train
14 TAKE IT TO THE LUCKY
EC1 Nights OF The Knife
EC2 PRESENCE
(「TAKECALIZO」より転用)
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ライブが始まる前のオープニングムービーでは
歴代のヒット曲が代わる代わるかかっていて、
20周年ライブということで、
きっとベスト盤的な選曲になるんだろうな、
とか思っていましたが、
本編始まると、わりとそうでもなかったです。

最新作『NETWORK -Easy Listening-』を軸にして、
その他の曲は確かにベスト的内容ではあるものの、
全てに現代解釈なトランス風アレンジを施していて、
今、現在進行中のTMNetworkっていうのを、
強調してきたように思えます。

私的には原曲そのままな楽曲を期待してたのですが、
リミックスの多さも含めてTMNetworkさんな気もするので、
「え~、その楽曲そうしちゃうの」はありましたけど、
それはそれでありです。

最近のトランス風サウンドの中で、
80年代ヒーローなウツが踊るという構図は、
なんだかちょっと違和感がありましたけどね。

けれど、どんな時代でも、どんなサウンドでも、
ウツ像を崩さないウツは素晴らしいです。
今後も踊り続けて欲しいです。

それぞれの楽曲に対して、観客がする振り付けの多さに驚きましたが、
こういうショー的なライブ、いやコンサートはいいですね。

Radioheadのようにただ演奏して自由に楽しむのもいいですが、
しっかり魅せてノせるコンサートもまた、いいものです。

そうは言いつつも、思い出の曲が全てアレンジされてるというのは、
80年代を期待した私には、
やっぱりなんだか消化不良だった部分もありました。。。

とか思っていたら、アンコールですっかりやられましたね。

『NIGHTS OF THE KNIFE』を原曲そのままで演奏ですからね。
これにはまんまとやられました。

この曲は高校時代、文化祭でバンドをしたんですけど、
その最後に歌われた曲なんです。

3人が代わる代わるボーカルを務める妙なバンド構成で、
私は2人目のボーカルだったので、
この曲は舞台ではなく観客の立場で観てたのですが、
でもやっぱり、そのバンドの締めの曲だったので思い出深いです。

そんな思い出の1曲ですからね、
すっかり当時のことを思い出させられました。。。

バンドやった後はモテるかなとか勝手に妄想したり、
親が8mmビデオカメラをそのライブを撮ろうと急に買い込んできたくせに、
ダビング後にマスターなくして我家にはその映像がなかったり。。。

そんなバンドを介した思い出だけでなく、
当時、写真部同期の女性達に『猟奇的な彼女』以上に、
わがままなことをされていたなぁ、とか、
おかず取られて怒って友達の弁当蹴ったことがあったな、とか、
とんでもない思い出まで引き戻されて。。。

もう懐かしさが心いっぱいに満たされて、
泣きそうな気分でした。最近、涙腺弱ってます。

本サイトで宣言したように、
今年の主題は「自分考古学」なのでいいんですけどね。

そんなわけで「TMNetwork Double-Decade」は、
80年代を経験する、今のTMNetworkを体感するということ以上に、
思い出に引き戻される、思い出深いライブになりました。

けど、そうして思い出に浸るにしても、
イラク人質問題で問われたように、
自己責任、自己管理が必要なわけです。

セルフコントロォール♪教科書はなにも♪
セルフコントロォール♪教えてはくれない♪

我ながら上手い締め方だ。。。(ウツのパクリじゃん)

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5 コメント

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Unknown (mae)
2004-04-22 23:59:13
TBありがとうございました。



80年代ファッションの多さにはぼくも驚きました。

先生のサウンドは進化しても、ファンってあまり変わらないのかな、と。
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変わらないなにか (aliz)
2004-04-23 13:32:22
コメントありがとうございます。



20周年記念日だからと、

あえて20年前の自分に振り返って参加した、

とかも考えられますよね。



先生のサウンドは進化しつつも、

でも、その楽曲の根本には、

変わらないなにかがありますよね。



そのなにかが好きで、

これからも聴いちゃうんでしょうね。
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男性が多かった! (ゆうもぐ)
2004-04-25 23:36:36
トラックバックありがとうございました。

私も早速トラックバック返させていただきましたw



MTRのときにも思ったのですが、横アリでは男性ファンが多くてびっくりしました。以前は圧倒的に女性が多かったんですが、やっぱりてっちゃんの功績でしょうね。(未だにウツのソロライブでは女性が大多数なので…)

昔は、同性にもかっこいいと思われるグループになって欲しいというのが一つの夢だったので、感慨深かったです。

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潜在的? (aliz)
2004-04-26 11:57:54
トラックバックありがとうございます。



TMについては、周りの聴いてた状況とか考えると、

潜在的に男性ファンは多かった気はしますよ。



その潜在的なファンの男性達が、

ようやくライブに足を運ぶようになったかな、っていう。



ちなみに私はCHAGE&ASKAファンでもありますが、

こちらも同様な現象が見られており、

肩身の狭い想いをせずに済むようになってきております。
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Unknown (take)
2004-04-27 10:10:31
うちのセットリストを転用してもらって光栄です。(笑)

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