Daft Punkさん「Random Access Memories」を聴く。未来を感じさせる電子的な音色はそのままに、様々なジャンルを横断しながら、70~80年代まで逆行したような、ソウルだったり、メロウだったり、味のある音を鳴らす面白さがたまらない。嬉しくなるほど良い裏切り。
豊崎愛生さん「フリップ フロップ」を聴く。いい意味で感想を言葉にしにくい、感覚的に音に浮かぶような、ふわふわとしたステキな楽曲。たくさんの音色の彩りは、鳴る位置まで含めて細く遊んでいて、とっても面白い。カップリングは、歌声と雰囲気を活かした、らしさ溢れる楽曲で、しっくり楽しめる。
『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』を観賞。面白い。親子二代に渡る大河ドラマの重厚感と、全編に渡る緊張感の程良い調和。物語の行間にある、登場人物達が歩んできた人生の積み重ねが、各場面での心の機微と共に、確かに感じられる。観賞から時間が経つほど、その味わいに深みが増していく。
『きっと、うまくいく』を観賞。素晴らしい!たくさんの奇跡が散りばめられた、観ているだけで幸せになれて、そして観てよかったと心から思える、とってもステキな、これぞ喜劇!深刻な社会問題を、軽やかに人間賛歌に昇華して。登場人物達が喜び、認め合う姿が本当に嬉しくて、何度も胸が熱くなった。
HNの、あるいず、は、『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』の主人公アルフレッド・イズルハを短縮したものなのだけれど、しばらくは『きっと、うまくいく』の「アール・イズ・ウェル」からとった、と言いたい気分。
1997年9月17日から、あるいず、としてネットに書き込みし続けているってスゴイな。15年。15歳って、もう高校生。当時は純粋な少年だったので、ハイパーメディアクリエイターさんの記事に煽られ、ネットに繋いで3日でHPを開設して。それが今のお仕事に繋がってるのだから、人生は面白い。
今日観た2本、『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』(141分)も、『きっと、うまくいく』(170分)も、上映時間は2時間超えで長めだけれど、どちらも長さを感じさせない面白さで大満足。いい1日。