Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

2月29日(水)のつぶやき

2012年03月01日 04時19分02秒 | 雑談
00:40 from Tween
今晩は横浜ブルク13さんにて、ライブシネマ「東京事変 Live Tour2012 Domestique Bon Voyage」。うちのサマーさんから連絡がない、ということはいらっしゃるということかしら。よかよか。

18:37 from Twipple for Android
横浜ブルク13さん、東京事変さんの解散ライブ上映に3スクリーン割り振ったのか。スゴイ。

22:35 from Twipple for Android
東京事変ライブシネマを観賞。5つの個性がバンドとして組み合わさった面白さ、成熟された独特の世界観。これが最後なのがもったいないくらい、楽しかった。中継での演出されたカメラワークが効果的で、劇場で飽きさせず、かつ生の熱が伝わってきて、自然と拍手をしていた。本当に観られてよかった。

22:45 from Tween
東京事変ライブシネマ観賞後、うちのサマーさんが「椎名林檎さんの色気がすごい」と言っていて。そう思ったのは自分だけではなかったか、と一安心。あの色気、魅力はスゴイ。

23:18 from Tween
当選した『LIAR GAME -再生-』初日舞台挨拶チケットを発券してきた。幼い頃芦田愛菜さん似だったうちのサマーさんと、リアル芦田愛菜さんが対面したら、お互い気絶するか、世界が消滅するか。。。

by TakaIYAMA on Twitter

音楽生感想:2012年02月まとめ

2012年03月01日 00時00分00秒 | 音楽つぶやき
Ringo Starrさん「Ringo 2012」を聴く。(アルバム)

自分の音楽を知り尽くしたかのように、肩の力を抜いて、ゆったりまったり心穏やかに、幸せに満ち溢れた音と歌声に包まれ、心が安らぐ、安心のほんわかぶり。豪華なメンバが、それぞれ楽しみながら演奏している風景が浮かんできてステキ。

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MANDO DIAOさん「Greatest Hits Vol. 1」を聴く。(アルバム)

胸を張ってオススメしたい素晴らしくPOPなROCKバンド!聴きやすくノりやすい。アルバム単位だと揺り戻しを感じる音の変化が、まとめて聴くと芯が通って感じられたり。大好きなバンドはベスト盤で聴くのも楽しい。

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高垣彩陽さん「Meteor Light」を聴く。(シングル)

素晴らしい!3曲で3人の彩陽さんが味わえる贅沢な1枚。楽曲と歌声の力強さで心を撃ち抜く表題曲。みんなで手拍子して楽しめそうな心弾ませる「Brand New Smile」。惹き付ける歌声で心に染み込む「遠き山に日は落ちて」。彩り豊か!

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eufoniusさん「プリズム・サイン」を聴く。(シングル)

true tears3周年記念ソングとして世界観に合うのはもちろん富山の空気と重なる透明感もあり。歌詞は、最終回から一歩進んだ雪解けの印象で、春のように温かく爽やかな気持ちに。カップリングは比呂美の秘めた愛が語られて切なくも優しい。

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Paul McCartneyさん「Kisses On The Bottom」を聴く。(アルバム)

素晴らしい。こういうPaulも聴きたかった、と思える粋な1枚。好きな音楽たちに愛を込めて、豪華な競演陣と、熟練の味たっぷり、楽しみながら演奏する様がかっこいい。ジャズの音色に甘い歌声がよく似合う。

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Lana Del Reyさん「Born to Die」を聴く。(アルバム)

思ったよりも面白味が少ないかも、と思えてしまうくらい丁寧で実直な音の上に流れる、少しずつのずれと、もやのかかった歌声が、心に引っかかり続けていく。聴き進めるほどにその世界に惹かれ、じっくり聴き込みたくなっていく。

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Chairliftさん「Something」を聴く。(アルバム)

素晴らしい。80年代SF映画のような世界観の中で、心を鷲掴みにするメロディそしてサウンドが散りばめられた、ひねくれPOPが展開されていく。アルバム全体で統一感がある上に、期待する音以上の音が鳴る、必殺曲が何曲もあるのがステキ。

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Cloud Nothingsさん「Attack on Memory」を聴く。(アルバム)

魂を削るような歌声に、勢いある演奏が有機的に絡みつき、体全体で感じるロックアルバムに仕上がっている。楽曲はどれもセンスに裏付けられたかのようなPOPさがあって、非常に聴きやすいのがいい。一気に聴ける。

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The Frayさん「Scars&Stories」を聴く。(アルバム)

一度聴いただけで良さがわかるポップさと美しいメロディはそのままに、繊細なピアノの旋律が影を潜め、力強く厚みのあるアメリカンなロックサウンドに。バンドとしての自信、大きな期待を背負う余裕が感じられる広大さもいい。

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LiSAさん「LOVER"S"MiLE」を聴く。(アルバム)

与えられた楽曲を、自分の歌、として取り込んで、長年続けてるバンドかのような一体感を持たせる、人を惹きつける歌声がステキ。ガールズロックど真ん中な楽曲など、アルバム全体に熱さと疾走感があり、少しの懐かしさも帯びて心地良い。

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Van Halenさん「A Different Kind Of Truth」を聴く。(アルバム)

1曲目で振り上げた両腕を下げさせることなく、最後まで高揚感を持たせて突っ走り切る、王道回帰のハード・ロック。カッコイイ音を知り尽くした、艶のある熟練の技にシビれる。聴くことが楽しくなる1枚。

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Galacticさん「Carnivale Electricos」を聴く。(アルバム)

ファンク・ジャズ・ロックとも称される、ジャンルを超えたノリのいい自由な音に、心が躍り、体も踊りまくり。電子音やヒップホップの入れ方が上手く、ソウルを感じさせながら、今しか出せない音になっているのがステキ。

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Ben Kwellerさん「Go Fly A Kite」を聴く。(アルバム)

素晴らしい。音が息をしていた、60~70年代の香りがする美しいメロディと、身近に響いてくる温もりをもったサウンドたち。いい音楽をじっくり消化して、優しく丁寧に昇華する、これぞPOPS職人のなせる業。音に浸っていたい。

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Alexandra Stanさん「Saxobeats」を聴く。(アルバム)

デジポップの無機質な音に、有機的なうねりが絡みついていく、面白味もある、踊れる1枚。音をひとつの方向に絞り込み、実直に繰り返すことで、聴きやすさを引き出している。アルバムとしてコンパクトにまとめてるのがいい。

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東京事変さん「東京コレクション」を聴く。(アルバム)

魂を削るような歌声と、余裕ある大人の演奏とで、楽曲たちに魔法がかかっていく瞬間が閉じ込められており、音だけでライブの楽しさ、雰囲気が伝わってくる。魔法の純度がなにより重視され、曲の流れが通常のアルバム的なのが面白く、とても聴きやすい。

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※つぶやいてないCD多数。基本、新譜の生感想。

映画生感想:2012年02月まとめ(16本)

2012年03月01日 00時00分00秒 | 映画つぶやき
『しあわせのパン』を観賞。

何気ない日常という何気ないファンタジーを、心のそばに届くステキなCMのようにキレイな映像で、やさしくやわらかに描いており、季節ごとの心温まるお話たちに、ほっこり心癒される。自分もあの場所に行きたくなり、パンを分け合い頬張る幸せに時を委ねたくなった。

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『J・エドガー』を観賞。

1行ずつ懇切丁寧に、折り目正しく描かれている印象を受ける、文字通り伝記と呼べる作品。ひとつひとつの出来事を面白可笑しくではなく、敬意を払って真摯に向き合って見つめており、作品に漂う空気そのものがエドガーという人物の色になっているかのよう。

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『ペントハウス』を観賞。

面白い。緻密さを覆すアドリブの応酬的なドタバタが、綺麗にハマっていて、次から次へと起こるハプニングの数々に笑いながら、終始気持ち良く楽しめる。個性的なキャラたちに、設定以上の魅力を加えているキャスト陣のコメディアンっぷりが素晴らしい。

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『NINIFUNI』を観賞。

面白い。噛み締める程に味が濃くなり、深みが増していく。徹底して映画の文法で描かれ、全ての場面に意志が感じられるからこそ、どんな色をも付けられる。静と動、生と死、対称的な関係が陰影を与え、物語を立体的で確かなものにし、無の空虚さと痛みを鮮烈に残した。

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『人生はビギナーズ』を観賞。

面白い。題名に対する納得感が、心地良く胸に染み渡る。現在の話と並んで、ふと浮かんだ回想のように描かれる思い出たち。まるで主人公の頭の中とも思える構成の中、共感できる部分とできない部分がバランス良く散りばめられており、共に悩み励まし合うように楽しめた。

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『ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵』舞台挨拶付を観賞。

面白い。重量感ある実写的なアプローチで、アニメでしか表現できない迫力ある画を描き切っている。戦いと日常のバランス、物語の構成も良く、作品世界に自然と入り込み、体だけでなく心の痛みも感じられる。続く2部3部が純粋に楽しみ。

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『逆転裁判』を観賞。

ゲームの大切な要素や証拠が繋がる爽快感を再現した上で、実写だからこその肉付けを真剣に演技する演者含めてしっかりしていて、ゲームプレイ済み視点でしか語れないくらい楽しめた。冒頭に不可思議な映像で、現実世界ではないことを印象づけ作品に入りやすくした職人技がステキ。

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『キツツキと雨』を観賞。

素晴らしい。抑え切った演出で、細かな感情の起伏を浮かび上がらせている。映画としての娯楽性を持ちながら、小さな笑いや焦りなど、その場にいるかのように等身大の意識で楽しめる。大切なことを描かないからこそ、大切なことが染み込むように伝わってきて、心が温まった。

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『ドラゴン・タトゥーの女』を観賞。

面白い。上質なミステリーを、硬質な映像と有機的に絡みつく音楽で綺麗に彩った、一級品の娯楽作品。主人公と共に謎を追求できる見せ方はもちろん、離れていたふたつの線が絡み合いひとつを目指す様も楽しい。痛みと愛、そして苦みまでも描いてるのがいい。

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『メランコリア』を観賞。

素晴らしい。醜くも美しい終わり方に、声も出ないくらい圧倒された。監督の鬱屈が芸術として昇華されており、心に痛みが届く生々しさ、穏やかだからこその恐怖が、綺麗に彩られている。観賞後、後半から前半に遡って、登場人物たちの感情の動きに寄り添い、反復し続けている。

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『おとなのけんか』を観賞。

面白い。2組の夫婦による大人の対話が、父、母、夫、妻、男、女、ころころ立場を変えながら、どんどん見苦しい方向に進んでいく様の滑稽さたるや。思わず吹き出してしまうくらい。舞台の良さを消さない抑えた演出、舞台に寄り過ぎない細かな演技の程良さもよかった。

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『タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら』を観賞。

面白い。運の悪さが連鎖して、思い込みが膨らんで、いつの間にやら大事件。バディもののドタバタコメディを主軸に、完全に笑いのためのホラーになっていてステキ。ホラーが苦手でも、なにも考えず笑えるくらいのスプラッターっぷりで一安心。

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『TIME/タイム』を観賞。

知的なSFサスペンスものかと思いきや、マッチョなクライムもの展開になり、そのまま突き進み切った潔さがステキ。謎は当然あるものとしてスラム街的な発想の範囲内で善意を貫くお話は、惜しいとも言えるけれど当事者的な趣きがあって逆にメッセージととりたくもなる。

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『ヤング≒アダルト』を観賞。

面白い。描かなくていい部分を細かく描いていくことで、主人公のけだるい孤独感、そして地元で現実に直面したときの焦りや痛みが、心をえぐるように強く感じられた。物語らしからぬ現実的な終わり方は、成長には代償を伴う面も明示されている点も含め、潔くてカッコイイ。

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『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』を3D観賞。

ピナのつくった数々の舞台を通して、ピナという存在が浮かび上がる。言葉では表現できない、身体言語、を立体的に感じ取ることが出来る。様々な舞台や舞踊を、映像作家として敬意を払い、彩り豊かに描いており、一作品として楽しめる。

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『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』を観賞。

素晴らしい。目を背けたくなる、受け入れ難い喪失を認め、心が通って乗り越えていく様を、とても真面目に、とても丁寧に描いている。重度の悲しみからくる怖さや、大きな愛に包まれる温もりが、自分の心に寄り添うように感じられた。

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※映画館で観賞したもののみ。