Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

びっくりちゃんこ

2004年12月12日 23時59分59秒 | 1分間スピーチ
今日は、びっくりちゃんこでした。

新人研修時代にグループ研修で集まった友達たちと、
全員で顔を会わせるのは半年振りくらいでしょうか、
ちゃんこ鍋で忘年会をしました。

今回の忘年会は、なんだか色んなびっくりが多くて、
その全てのびっくりを事前に知ってた私的には、
本人達が言うまでの、びっくり隠しが大変でした。

昔は8人中4人がひとつの寮に住んでたこともあり、
誕生会だなんだと、頻繁に会っていた私達ですが、
最近では、頻繁に会うことなく暮らしているわけです。

そして、それぞれがそれぞれなりに暮らしていく中で、
新しいなにかを手に入れてたりするわけです。

そういう変化が今回まとめて巻き起こって、
そこが、とっても面白かったですね。

色々一度に起こり過ぎ、発表し過ぎ感は満載ですが。。。

でもその変化は、実は誰にも近付いているもので、
私が引越し先探しを始めたように、
会社規定でみんなが寮を出る準備を始めていたりします。

そして溜まり場だった、
ひとつの寮に、誰もいなくなる。。。

これは実際に出てった後に淋しがるべきですが、
もう2ヶ月なんて単位になってくると、
やっぱり淋しいものだったりします。

ま、でも、どうあろうと、この繋がりは、
今後も淡々と続いていく気がします。

そして、それぞれ出会った頃と違う人生を背負いつつ、
出会った頃と変わらないままの話し方で、笑いあう。

10年経っても、20年経っても、きっと、
私はそれをチョット期待してたりします。

ホントに人に恵まれたなって思います。

個性豊かで、どこがどう繋がり合ってるか不思議なんですけど、
バラバラだからこそ、集まりたいんでしょうかね。

この集まりは常に楽しいです。

…と、そんな風に、
飲み会自体は面白く進行したんです。

でも、いつも必ず、
ひとつだけ気になる点があるわけです。

なぜか私にゲイ疑惑がでるんですよね、
この集まりだと、わりと頻繁に。

遊ぶのは楽ですし、楽しいですけどね、
男とかイヤですよ、気持ち悪い。

完全に無理です。ごめんなさい。

でも、こういうお話が冗談でも出るのは、私が女性に対して、
まるで押しの強さを出さないからでしょうかね。

いいように言えば、
紳士的にただ優しく接するだけで手を出さない、っていう。

というか、彼女が欲しい発言しつつも、
実際には、そこに直結する行動はしておらず、
他のことばっかりに気をとられてるように、
傍からは見えるからでしょうね。

傍からは。

実際のところ、陰でコソコソして、
コソコソのまま、泣いているのに。

私は一体、入社以来何人の女性に泣かされてきた、
というか、勝手に泣いてきたのでしょうか。

…なんて話は、清純派な私らしく、
ウダウダしないようにしてときましょう。

けど、そんな女性の移り変わりの話ばかりではないですが、
私の人生は、小さい円をいくつもいくつも描いて、
その集合体として、大きな円を描こうとしている気がします。

女性の話で言えば、ひとりの女性を愛し続けてく、なんてとこを、
実のところ、まるで考えてないのかなって。

その瞬間瞬間に変わっていく想いがあって、
悩むくらいなら手にしない方がいいやって。

女性に限らず全てに、その色合いが濃い気もします。

始めからコンパスのように軸を決めて円を描けば、
きっとキレイで大きな円が、いとも簡単に描けるんでしょうし、
その方がなによりも近道だってことは知っています。

けれど私は、コンパスの生き方をしばらく続けてたものの、
ふと立ち止まり、これは面白くないな、と軸を外してしまいました。

軸を持ち続けている人は、簡単に円の大きさを調節して、
いわゆる理想的な人生を送っていくんでしょう。

しかし、無軌道に小さく回り続けていく円は、
その行き先も、大きさもわからぬまま、
他の円との接点も少なく、進み続けていくわけです。

こんな風に生きたい、というよりも、
こんな風に生きちゃいました、なんて、
理想もなく、この先なにが起こるかわからないまま。

地に足がついてないだとか、この先どうするのだとか、
25歳にもなって言われるべきでない言葉をかけられたりもしますが、
そんなの知っててやってるタチの悪いヤツなんですから、
言い訳に逃げるだけです、いくらやり込めようとしても。

今、生きていられること、そのことが嬉しい、って思えれば、
軸を持つことが、なんか足かせになっちゃうかなって。

どこへでも行けるし、なにが正しいかなんてなくて、
プラスにもマイナスにもなれる、後のことは気にせず、
少し飽きたら、次の円に移ってしまえばいい。

毎朝起きるたびに違う自分で生きられます。楽しいことです。

…と言いつつも、将来的にはまた軸を持つことになるんでしょうけど、
まだ切れた凧のように風に任せて、色んなものを見て回りたいですね。

ひとしきり見て回って、どんな円を描きたいかが見つかったとき、
軸を持ったときにきっと、ゲイ疑惑が消えるんじゃないでしょうか。

今はまだ、目標に生きる自分でなく、
目標を見つけるために生きている自分なのです。

そんな男に女性が魅力を感じないのも知ってますけど、
君を知ることよりも、生きていること、
ただそのことが、今は嬉しいんです。

こんな風に思うなんて、もうすぐ死ぬのかもしれませんね。
ま、それもそれでしょう。

いい出会いもありましたしね、悔いはないです。
みんなに、どうもありがとう。

…と、なんだか話が完全に外れましたが、
ちゃんこ鍋飲み会から、こんな風に話が発展するなんて、
そっちの方が、なによりもびっくりです。

でも、こう暗い風に書くと、わりとみんな本気にして読むのが、
なによりも楽しいんですよね。

楽しがっちゃ性格悪いですけど。

これは、昔から疑問なんですけど、
負の感情っぽいところを見せると、それが本音だなんて、
そんな迷信に、やられてる人が多いのはなぜなんでしょうね。

壮大な冗談かもしれないのに。

もうそういうのは、
悪い風邪ですよ、早く治しましょうね。

すべてはホントでウソかもね、って言葉が人の、
いや、少なくとも私の感情の全て言い当ててる気がします。

そんなポジション取りでひょうひょうとしつつ、
バシバシ殴られ蹴られまくる、Mキャラな私なわけですが。。。

殴られ蹴られて、痛い、って感情も、
やっぱり生きてるって思えて、つい笑顔になってしまいます。

ごっつあんです。にばいにばい。

ジェフvsHONDA FCユース戦後半

2004年12月12日 15時11分49秒 | サッカー(ジェフさん)
7vs1でジェフさんの勝利でした。

終盤、寒さと疲れとからか、ミスが増えがちでしたが、
最後まで果敢に攻め続け追い続け、
良い流れの中で得点を重ねられました。

この調子で次も勝ち上がって、
優勝してほしいです。

ちなみに写真は得点ボード裏にいた、
トップの先輩に挨拶しているところ。

誰がいたんだろ。

映画生感想『僕の彼女を紹介します』

2004年12月12日 09時32分53秒 | 映画
2004年12月11日、友達と行く予定が結局ひとり、
相鉄ムービルさんで、11時の回を観賞しました。

感想を一言で言うと、
いや、一言で中途半端な感想を書きたくないくらい、
私にとって、心に残る作品になりました。

というのも終盤、不意に泣いてしまったんです。

作品を観ている内、
気付かぬ間に一緒に恋をしていました。

そして、心から大切だ、って想いが重なって。。。

このblog開設当初から話題にしていたくらい、
この映画は待ちに待った作品でした。

チョン・ジヒョンさんが好きなのは、
最近も書いていますし、
評価が甘くなってるのも認めます。

でも、もっともっと好きになってしまうくらい、
チョン・ジヒョンさんの魅力が、
めいっぱい、引き出されていました。

もう、誰よりもかわいく、それでいて全ての演技が、
自然体に見えるのがステキ過ぎです。

男女共に好きになる、イヤミのないところが、
いいんですよね、やっぱり。

アイドル映画ではないですが、
最高のアイドル映画かもしれません。

作品の構成としては『猟奇的な彼女』と同様に、
小さなエピソードを組み合わせて、
年月を重ねてストーリーが進行していきます。

小さなエピソードの接合に、ぎこちなさ、強引さがあり、
各エピソードの主題自体もわかりやすく強調され、
終わりから考えたかのような印象を受けるときもあります。

しかし、そのわかりやすさこそが、最後の最後の盛り上がりで、
観客に対して、押さえ切れない感情の高ぶりを持たせるわけです。

ふたりの辿った、ひとつひとつのエピソードが心に深く残っており、
無駄に思えることこそ、恋をし合っているふたりには大事な時間ということ、
どんなにお互いがお互いを想っているかということが、
自分のことのように、痛いくらいに伝わってくるのです。

まるで、自分も一緒に恋をしてしまったかのような。。。

一度涙を流したら、感情を高ぶらせる要素が、
畳み掛けるように押し寄せてきて、
涙が、止めようとしても、止め処なく溢れてきます。

上手く泣かされてるのはわかっているんですけど、
そう冷静になれないくらい、これまでのエピソードが効いてきて、
台詞もまた素晴らしく、感情に突き刺さってきます。

つくりとしてはズルイんですけど、
ズルイとは思えないくらい、いい恋をしたな、って、
そんな風に思わせてくれます。

人を想う心は美しく強いものだと、
流す涙と共に想わされる作品でした。

カップルで見たら、きっとお互いがお互いを想い合い、
観賞後は盛り上がってしまうでしょうね。

私も盛り上がりたいので、
周囲のお友達様、このblogを読んでる方、どうか。。。

僕に彼女を紹介してください。

…って、こんな落とし方するのが申し訳ないくらい、
いい恋が出来る、純愛映画でした。

性的描写とか、めんどうなドロドロさはまるでないので、
男子にもオススメです。

というか、アクション要素やコメディ要素も多く、
強くてカワイイ女子と気弱だけど優しい男子が恋し合う、
という展開は、男子向けのラブコメな気もします。

あまりに泣けたことを強調してしまいましたが、
途中まではコメディ要素の高いエピソードで、
ふたりの恋を表現していて、
泣かせることがメインではないですからね。

笑って、ハラハラドキドキして、泣ける、
そんな全ての要素が詰まった作品です。

なので、たとえ恋愛映画嫌いな彼氏だったとしても、
女性のみなさん、安心してカップルで観に行ってください。

ちなみに私が劇場で泣いたのは、生涯2回しかありませんが、
号泣した『ビッグフィッシュ』を観賞したのも、
実は今回と同じ相鉄ムービルだったというのは、
なかなか面白いめぐりあわせです。

なんにせよこんなに泣かされるとは思わなかったので、
ひとりで観といて良かったです。

うぅ。。。