Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

CD千選vol.0001「TREE」

2004年04月06日 23時59分59秒 | 音楽
不幸な事故があったり、
不測の事態に巻き込まれたりしましたが、
今日からようやく特集記事の始まりです。

ただCDに関してはもはや1000枚以上あるので、
のんびり千選せずに羅列してしまえ、
とかいう話だったりします。

ということで火、水と音楽関連にして、
上手く紹介しようかと思っています。

どうぞお楽しみに。

さて第1回の今回は、
CHAGE&ASKA「TREE」をご紹介します。


(リンク先で視聴可能です)


101回目のプロポーズ』の主題歌であり、
最近では三菱グランディスのCMでお馴染みの『SAY YES』、
そして『僕はこの瞳で嘘をつく』なんてシングル曲が入っています。

私が初めて音楽として意識をして、
初めて自分で購入したアルバムです。

当時は中1でお小遣いが週500円か600円かだったので、
1ヶ月半くらい我慢して、ようやく3000円を貯めました。

そこまで我慢したのにも関わらず、
当初は8月か9月に発売予定だったのが、
10月10日に延期されたりして、
ようやく手にしたときは、
初回盤で布地張りの豪華仕様だったこともあり、
なんとも言えない嬉しさがありました。

CDを買った帰り道、早速親に車でCDをかけてもらったのですが、
なぜだか、とても頭痛に襲われました。

それだけの衝撃が私にはあったのです。

全く知らなかった大人の世界を知ったような、
不思議な空間に意識を持って行かれるような、
そんな気持ちになりました。

この感覚は今聴いても薄れません。
どこか大人の世界を感じさせる、独特のアルバムです。

時代性も思い出も、そんなこと全て抜きにして、
全くの別空間で音楽が生きています。

まるで何本もの短編映画を観ているような、
そんな画の見えるアルバムです。

C&Aさんの音楽に共通して言えることかもしれませんが、
C&Aさんの音楽は他に喩えようのない、
C&Aさんだけの音楽なのです。

この「TREE」は、もはやおススメするアルバムではなく、
私の記念碑的なアルバムになっています。

このアルバムについては、
一度聴いてみてくださいとも、
私だけが好きとも、
C&Aさんのアルバムの中で最も良いとも、
どれも言えません。

とにかく思い入れのある、
今までで一番聴いたアルバムであり、
最初の出会いがこのアルバムでよかった、
とても自分は運がいい、
そう思えるくらい質の高いアルバムです。

音楽を聴くことは、
その表現する世界を楽しむもの、旅するもの
ということを存分に感じさせてくれます。

自分で買ったシングルや、
自分で買ってないアルバムについては、
これ以前に、もう何枚かありますけど、
今回は初めて私がアルバムを購入した、
大切な1枚を紹介させていただきました。

どうぞありがとう。

さて、こうして人にC&Aさんの話をすると、
わりとCとAどちらが好きなのかという質問が出てきます。

音楽に詳しくなかった頃の私は、
母の買った『太陽と埃の中で』でC&Aさんと出会い、
『はじまりはいつも雨』でC&AのASKAとは知らずに飛鳥涼に出会い、
CM曲だった『LOVE』でC&AのCHAGEのバンドであるとは知らずにMULTI MAXに出会い、
それぞれ別々に3度の出会いをしているわけです。

なので不思議なんですけど、
どちらもどれも同じように好きなわけです。

この後、私がファンクラブに入るほどC&Aさん好きになるには、
LIVE UFOまで待たなければなりませんが、
それはまた別の機会に。。。

つづく。