日に日に日が短くなり、今日は夕方の6時にはもう暗くなってしまいました。
考えれば今年もあと残すところ90日。
そう考えるとなんか気ぜわしい感じになってきましたが、ハロウインやクリスマスなどの楽しい行事もあり、早く来ないかと待ち遠しい今日このごろです。
さて、前回に引き続いて「ウイッグの匂い」について書きますね。
美容室ありすでは他社ウイッグのご使用の方のご相談で、「ウイッグの臭いでお困りの方が多い」と書きましたが、そのほとんど共通することが
「人毛100%でかつ髪の量がかなり多いウイッグ」
前回ウイッグの「うら」の部分の形状も匂いがつきやすい(通気性が良くない)理由の一つと書きましたが、この「人毛100%」+「量が多い」の組み合わせも同様です。
それぞれ
「人毛100%」+「量は普通か普通より少なめ」、
「ミックス毛」+「量は多い」
の組み合わせの場合には特に支障はないのですが・・・
なぜそうなるか理由を考えてみると(あくまでも村井の考えです)
そもそも人毛100%はミックス毛より「匂いはつきやすい」と思われます。
・もともと材質を比べると、匂いがつきやすい
ミックス毛はだいたい市場に出回っているものは合繊繊維60~80パーセント、人毛は40~20パーセントのものが多く、この「合繊繊維」の部分は匂いがつきにくく、もし匂いがついても、ウイッグ用のシャプー剤で洗えば簡単に汚れも匂いも落とせます。
それに比べて人毛100%は、ご自分の髪を考えていただくとわかるように、臭いはつきやすいですよね。
たばこのにおいや焼き肉、てんぷらの油のにおいなど、料理をしたり食べたあとには髪すっかり匂いがついてしまうことからおわかりだと思います。ただ、これも通常お使いのシャンプーでこまめにしっかり洗えばそれほど臭いはつかないはずですが・・・
・水分の吸収と乾燥しやすさの違い
ミックス毛は合繊繊維なので、水に対してはっ水性があり、また自然乾燥でも乾燥するのも早いですが、人毛100%は、髪の内部までしっかり水分が吸収される分、どちらかと言うと自然乾燥ではなく、しっかり乾燥(ドライヤーをかける)させることは必要な場合が多いと思います。ウイッグの洗い方や乾燥方法をしっかりしないと湿ったままの乾燥が不十分の部分が匂いの発生の原因になると思われます。
湿気のある髪は匂いが残るだけでなく雑菌の温床になりますからね。
つまりドライヤーで毎回しっかり乾燥させればいいのですが、匂いの気になる方ほどドライヤーでしっかりは乾かしてません。
・・・次回もウイッグの「におい」について書かせていただきますね。
ヘアエピテーゼは、フリースタイル・フリーサイズ、素材は高級人毛とプレミアム人工毛のミックスです。
とてもナチュラルな質感で身近な人でもかつらとは気付かない・・・ヘアスタイルも脱毛前の髪型を再現しますのでいつもの自分のままでいられます。またご希望のスタイルにも変えられます。
美容室ありすでは、急なご用意の方にもまた、髪の量なども、ご自身で納得したものをお選びいただけるように、常にウイッグをご用意しております。色々ご相談ください。(なお、諸事情により在庫がない場合はご了承くださいね)
へアエピテーゼには、抗がん剤治療前・後の自髪のカット、ご購入後1年以内のウイッグのカット、毛絡み修正・縮れ修正、サイズ調整は何回でも無料のサポートがついていますのでご安心いただいております。
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また、他社のメーカーのかつらのカットやサイズ調整も行っております。(高額のウイッグや種類によってはお断りする場合もあります)
治療後の自毛のご相談などは、他社のウイッグをご使用の方でもお受けいたします。お気軽にご相談くださいね。
尚、せっかくメールをいただきましても届いていない場合があります。1両日中に返信がない場合は直接お電話(08036081628)をいただくか、mura.alice20@gmail.comにご連絡いただければ直ぐに対応できると思います。
美容室ありすオーナー 村井通子