のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

礼儀10点満点

2008-05-25 | KA
 ジュリ、元KAのアーティスト、今は拠点をニューヨークに移してダンスをしているジュリが、ラスベガスの小さな劇場でショーをするので観に行きました。
 声を掛けた友人が昨日観て来て「とてもコンテンポラリーだった。」というのが分かるショーでした。
 それにしても一人で一時間の舞台はすごいです。

 通常土曜日は最終日にもかかわらず、みんな元気です。少しうるさいぐらいです。それは翌日が休みだからでしょう。昨日は土曜日。でも、そのワクワク感も見受けられず、静かでした。休日前の今日はどういう姿が見られるのかと思うと、6日目の勤務はやはり疲れているようです。疲れた身体、その中にも明日の休みを心待ちにしている心が、ほんの少し表に現れていました。
 私は、友人とご主人が今日も観に来てくれたお蔭で、元気に過ごすことができました。

 デュエットが始まり、もう半年ほど経つと思います。いまさら…と思いますが、“危険”なのでデュエットはできないことになりました。代わりに、ファイアフライ・ボーイがストラップをして、双子の女の子が下で演技をするというデュエットになりました。今日午後に練習を始め、今日本番。本人達もストラップを操るリガーの人もすごいです。

 そんなことに比べたら、ショーの最中、突然コンタクトがとれたという私のことなど些細なことです。運良く目の下にくっついていたので、左手でつまみ、持ちながら演技をし、無事に終えられました。フルートを回すところではなくて良かったです。

 突然居酒屋へ行くことになりました。そこでミュージシャン達がすぐに私の友達の話をしました。今日、私の友達は地下の音楽スタジオにお邪魔をさせて頂いていたからです。「2回目に来た彼女は何でも興味があるようで、キョロキョロしながらいろいろ話をしたけれど、1回目に来た彼のほうはじっと座ったまま表情を変えることもなく、全く動かなかったよ。日本人だから礼儀正しく行儀良くしているのだろうとは分かっていたけれど、それでも早く時間が過ぎてここを立ち去るのを待っているように感じてしまったよ。」私は本当におかしくて大声で笑いました。私は、友人はもちろん、ご主人は本当にそこに居ることが嬉しくて、大満足をしたことを知っていたからです。そのことを話すと、「全然そんな風には見えなかった。」とミュージシャン達もまた笑いました。

 さて、まれな日曜日のショー、6日目のショーも無事に終わりました。