「桜切るバカ、梅切らぬバカ」と言って、桜の剪定は難しいので、しない方が無難だが、青森弘前の桜は、プロが剪定していた。りんごの木の剪定技術を応用しているという。
すると、桜はどう変わるのか? 樹精が増して、一つの芽から5つ、6つ、場合によっては7つの花が咲く。福井のソメイヨシノの若木をよく見ると、3つ、4つ。場合によっては2つ。それが普通らしい。満開の桜に、何ともいえぬ厚み、深みが出て、受ける印象に違いが出る。
桜も人間も、適切な手をかければ、違いが出る。自然のままでは、つまり、人間の英知が生かされない。
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