24 黄釈子 Blog 「My Days」by Oldman+1(吉住)

コロナ予防接種0回、インフルも0回、30年間健康診断0回の後期高齢+1、元原告団長の下り坂人生、日々の戯言。

脳出血

2019年03月14日 | 日記
街中の信金の古い支店に立ち寄ってから、佐野温泉。食堂のお客が少ないので安心して男風呂に行くと、お昼時間だというのに、スリッパの数に驚いた。いつも、この時間帯は、ガラガラのはずなのに、15、6人入っているではないか!

まあ、それでもマイペースで低温ミストサウナと外風呂を堪能し、シャツ一枚で外の駐車場に出てきて、ドアを開けたままエンジンをかけて、外で一服。車の中に放置しておいたiPhoneを見ると、ワイフや施設の課長から電話が入っている。

母親が昼食後、意識朦朧となって反応しないので、光陽生協病院に運んだ、という連絡。病院は帰り道に近いので、直行すると、先日親父の件で世話になった病棟の医者。つい先週の金曜日に、施設の課長の要請で、施設登録の安川病院(これが、福井市の北東部にあって、施設からも私の自宅からも、遠く離れている)で、CTなどで検査したばかり。結果は、多少肺炎を起こしているので、微熱があるとのことだった。投薬で、経過の様子を見る、という診断。

それから、あまり時間が経過していない。今回は血圧がかなり高く、意識がないという。肺炎治療の薬が合わないのか?などと一瞬思ったが、光陽生協での診察結果は、「脳出血」を起こしているという。しかも、肺炎は起こしていない、というのだ。

大量ではないが、その出血が意識障害を起こしているので、血圧を下げると同時に、脳出血を抑える薬を点滴で投与して、経過を見るとのこと。脳内出血ではなく、薄膜と薄膜の間で、量が少ないと自然に減っていくのだが、今回の場合、たとえ出血が止まっても、高齢だから意識が戻るかどうか、定かではないとのこと。先週の検査で、頭のCTも撮ってくれれば良かったのに、などと呟く。

本人は血色もよく、酸素マスクもないし、気持ち良さそうに眠っているが、本人の生命力次第で、二度と意識は戻らず、もしかするとまた、今月二つ目の葬儀をする羽目になりそうだ。五月で100歳だから、意識を回復して、生き延びてくれればいいのだが。

Made in China

2019年03月14日 | 気象
2019年3月14日(木):By Yahoo [ 3c/10c/90% 67K ] 曇り

昨夕は車のウインドウが真っ白になる程、雪がちらついた福井市だが、流石に積雪には至っていない。黄色い回転灯をつけて、早朝の県道を、凍結予防の塩を散布する作業車が通過していく。

それにしても、橘玲の本を読んでいると驚かされる。「アジアは豊かでヨーロッパは貧しい」って、どう思う?
じゃ、「中国は豊かでアメリカは貧しい」って書いたら、どうおもう?

中国とアメリカの国土面積は、ともに960万平方キロと似ている。で、人口は? アメリカはヨーロッパからの移民で国づくりが始まって、まだ200か300年で、どんどん移民を受け入れて、白黒黄色合衆国にして、ようやく、3億2500万人。かたや、言わずと知れた中国4,000年は大袈裟にしても、千年、2000年の歴史を重ねて、13億8600万人だって!

今現在、それだけの人間が「食って、生きている」って、すごく豊かな国土があるからじゃない? 車だとか、家だとか、豪華なヨットなんて、全く問題じゃない。単なる人工物だ。人が生きていく上で、車がなきゃ、スーパーで買い物一つ出来ず、飯が食えない。そんな社会と、老人が足を引きずってでも歩いて行けるところに、魚でも野菜でも売っているし、あるいは熱いスープでも飲める。それって、めちゃめちゃ「豊かな社会」の証拠じゃないの?

アジアの国々に比べて、ヨーロッパの国々人口の少なさを見れば、唖然とするしかない。ユーロ圏最大のドイツでも、わずか8300万人いないのだ。ベトナムに劣る。ナイジェリアだって、1億9000万人いるのだ。100万人や200万人の難民受け入れで、ヒステリーになっているヨーロッパって、人を養えるだけの余禄のない、貧しい国土が広がっているせいだ。ヨーロッパは貧しいのだ。

トランプが理屈つけて、メキシコ国境に壁を作ろうとしている姿を見ればわかるだろう。面積は日本の25倍もあるのだ。日本に1億2千万人が住んでいる。25倍が住めるなら、30億人住めるだろ? まだ、3億ちょっとだから、メキシコの人口、1億3000万人、全部アメリカ人にしたって、微々たるものだ。なぜ、出来ない?

過去の歴史を見ればわかる。一番の原因は、小麦と稲作の違いだって! なぜか?