自称「一般的な会社員」

どこにでもいる、一般的な会社員の日常

6月1日

2015-06-01 | Weblog
なんで今頃ゴールデンウィークの話をしてるんだろうね。



昨年のゴールデンウィーク、両親(とおまけ)とThorn
Castleに行きましたが、あれからも何度か『温泉に行きたい』と遠回しにアピールがありましたので、今年も行くことにしました。おまけは仕事の都合でお留守番でした。あんまり遠いところはよくない、出来れば行ったことのない場所がいい。ということで、47都道府県プロジェクトも兼ねて、ミルフィーユへ。近いけど、泊りがけで行ったことないんだよね。そもそも親父殿が『首都高は走りたくない』と常々申しているので、小さい頃に連れて行ってもらったこともないし。

出発日は平日です。平日の朝は中央道が混むことを、私は知っています。何故なら、3年間部屋の窓から見ていましたから。というわけで、出勤渋滞が終わるであろう、8時半に出発。ナビがなかなかにイマイチなルートを案内してくれるものですから、国立府中ICに出るまでに1時間近くかかってしまいました。予想通り、中央道は快調に流れております。やったぜ。しかし、首都高に入る前から首都高にかけて渋滞。ナンテコッタイ/(^o^)\

うーん、困ったな、トイレに行きたい。出来たばかりの中央環状線(C2)を経由したほうが早く渋滞を抜けられそうだけど、ナビにC2が入ってないんだよね。渋滞を抜けたあとを考えると、トイレに行きたいし都心環状線(C1)かなぁ。トイレに行きたい。渋滞しているし、永福PAで休憩してから考えよう。

結局、ナビに従ってC1を利用することにしました。外回りの箱崎経由で京葉道を案内されるかと思いきや、ナビが示したのは内回りの神奈川方面。とてつもなく不安。果たして目的地にたどり着けるのか…。霞が関を抜け、東京タワーの脇を走り、レインボーブリッジを渡り、湾岸線へ。レインボーブリッジはバイクで走りたいよ!そのまま葛西臨海公園、夢を金で買う国を通過し、気づけば東関東道へ。そのまま走り続け、家を出てから3時間、ようやく目的地付近、というところで迷子。

違うんだよ、私が行きたいのは、佐原という街なんだよ。でも私はサハラと読んでいて、ナビで調べても出てこなかったんだよ。スマホならサハラでも変換されるから出てくるんだけど、ナビではヨミガナで入力するから、検索できないんだよ。スマホに慣れた弊害だね。仕方がないので住所で検索したけれど、何故か該当番地が出てこず、主要地域という大雑把なナビだったんだよ。だからこそ、首都高で内回りに案内されたときも不安だったんだよ。

車を一度停めて、検索のやり直し。ここで初めて佐原はサワラと読むことを知ったよ。無事、目的地である佐原水生植物園がナビで出てきたよ。一部来た道を戻りながら、目的地に到着。まさか3時間かかるとは思わなかった…。

ウェブサイトによると藤の花がすごいらしいんだけど、確かにすごいけど思ったより…だった。他には菖蒲が咲いていたけど、思ったより量が少ない。あと1ヶ月もすればアヤメが咲き誇るみたいですので、ちょっと時期が早かったかなぁ。

そう、今回のミルフィーユでは、周る場所に非常に悩んだんですよ。桜の時期は終わっている、いちご狩りもほぼ終わり、潮干狩りは興味なしなので、この時期に見るものがない。6月になると、さきほどのアヤメとアジサイがキレイで、枇杷が旬になるんだって。来るなら6月ですね。

1時間弱で水生植物園を後にし、次の目的地である佐原の旧市街へ。小江戸の町並みが残っているそうで、結構楽しみ。水路を渡し船で回ることも出来るらしい。30分ほどで到着。とりあえずお昼ご飯を。駐車場のそばには、高そうな料亭っぽいお店と、何故かイタリアンと、あとはカフェ。少し歩いたところに定食屋っぽいところがあったので、そこでお昼。まぁまぁでした。

食後、伊能忠敬の家を見学して、少し街並みを見て、早々に出発。船に乗りたかったが、両親の反対に合って断念。『高いし、見世物みたいでイヤ』だそうです。ファッキン。一般道を走り続けること1時間弱、こんにちわ九十九里浜。今回の最大の目的である、ハマグリです。街道沿いにお店がたくさんありますが、どこにも『焼きハマ』と書いてあります。焼きハマグリ、そう略するんですね。

同僚におススメされたお店に入って、焼きハマグリをオーダー。せっかくなので大きいのを食べたかったのですが、特大は品切れ。仕方がないので大をお願いしたら、やっぱり売り切れ。やむなく中サイズでしたが、それでも結構大きい。味は美味しかったけど、想像の範囲内でした。うん、ハマグリってこんな味だった。身よりも汁のほうがうまかったん。ついでにイカ焼きも食べましたが、肉厚プリプリで美味しかったですよ。ビールが欲しい。

今度は九十九里有料道路をひたすら南進。風が強かったからか、ウインドサーフィンを楽しんでいる人が多かったなぁ。舞った砂で景色が霞んでるし。滑りそうで怖いわ。風が弱ければバイクでも非常に気持ちよさそうですが、今日みたいな日は砂だらけになるなぁ。その後も延々と下道を走り続け、本日の宿である鴨川のホテルに到着。

今回はルートを結構直前に決めたので、宿の選択肢が非常に狭かった。九十九里でハマグリは外せなかったため、犬吠埼か九十九里か勝浦辺りで探しましたが、某サイトで出てきたのは20件ほど。ペンション系や小さいホテルはリスキーなので除外。残ったのはどこにでもあるようなホテル系ですが、値段と料理と施設で選択。ホテル聚楽に泊まってみたかったけど、黄金風呂とか興味ないし料理はバイキングっぽいしネタにしかならないので、ちょっと遠いけど展望の良いホテルにしました。

で、そのホテルですが、バブル期に建ったんだろうなぁという印象。豪華っぽいけどちょっとボロい。我々は本館でしたが、高層の新館のほうはキレイなのかな。高層の部屋も空いてたけど、上下移動が多いと面倒なので本館にしましたよ。案内された部屋は広い。16畳くらいの和室。でも入口は洋風。この辺がバブルの香り。トイレや風呂もちょっと古めでしたが、十分です。風呂なんて使わんし。母上は『トイレにサボったリングが残ってる』とお冠でしたが。でも、眺めは抜群。高台にあるので、5階でもかなりの展望。見事なオーシャンビュー。ちょっと入り組んだ地形もあって、なかなかのものです。

これは風呂からの景色も楽しみ。さっそく新館の10階にある展望風呂へ。いったんロビーを通らなきゃいけないのが面倒です。お風呂の前で、風呂上がりのギャル二人組とすれ違いました。こんなホテルにギャルが!?これは食事が楽しみだぜ!ギャルをおかずにご飯を食べられるぜ!

で、展望風呂、思ったより狭かった。去年のホテルもそうだけど、ウェブサイトの写真ってすごいね。広くキレイに見えるもんね。パネマジにはだいぶ慣れたけど、これに慣れるのはもっと習練が必要そうだな。でも、展望は良かったよ。部屋よりも高いところから見ているからね。『夕日が見える』って書いてあったけど、ギリギリ山に隠れて見えませんでした。角度的に、日の低い冬場なら見られそう。あと、今日はコンタクトじゃないから景色がよく見えない。ぼんやり眺めるにはいいけどね。

部屋に戻って夕食。ケチった割には、内容は悪くなかった。去年に比べてだいぶ劣るけど、去年が良すぎたんだよなぁ。『一つ生ものを抜いてくれ』ってお願いしたら、刺身系の代わりに肉と焼き魚を用意してくれました。うむ、素晴らしい気遣い。ドリンク高いけど。この値段ならビール我慢するわ…。ボリュームもほどほどでしたが、〆のご飯が白飯だったのが残念。白飯ならおかずが残っているうちに出しておくれよ。おかずと言えば、ギャルはいなかった。新館に泊まっているんだろうな。

食休みをして、今度は本館の露天風呂へ。困ったことに、屋内風呂と露天風呂が別にあるんだよなぁ。別とはいえ、脱衣所同士が専用通路でつながっているから、誰に見られるってわけでもないんだけど。屋内風呂用の脱衣所で浴衣を脱いで、とりあえず屋内風呂へ。ドアを開いて、あまりの狭さに足を踏み入れることなくドアを閉じた。入る必要ないな。全裸のまま、専用通路で露天風呂の脱衣所へ。そのまま露天風呂へGO。

うーん、こんなもんか。ほぼ天井におおわれているけど、月はキレイに見える。アクリル板の向こうに海が見えるけど、暗いしメガネもないしで全然見えない。まぁ、のんびり月でも眺めますか。毎度のことながら、一人でのんびり露天風呂に浸かっていると、The
Blue HeartsのToo Much
Painとか夜の盗賊団とかを口ずさみたくなるんだよね。歌ってたら、おっさんが入ってきたので一時休止。このおっさん、体を拭かずに脱衣所に出て行ったうえに、体を拭かずに屋内風呂用の脱衣所まで行ったっぽい。マナー違反はイヤになっちゃうわ。

あとは就寝。広い部屋に布団が3つだと、なんか寂しい感じ。おやすみなさい。

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