自称「一般的な会社員」

どこにでもいる、一般的な会社員の日常

1月28日

2013-01-28 | Weblog
年末年始、大変飲み会が多いです。年始は意図的に減らしたつもりなのに…。

一昨年の忘年会でひどいお店に当たりましたが、今回は良いお店に当たったよ。印象的なお店も多かったので感想をば。


【銀座の和食】

クエが食べられるお店。鍋とお刺身で頂きましたが、めちゃめちゃ美味いね。さすが高級魚。鍋は仲居さんが面倒みてくれるので、煮込みすぎとかそういう心配は無し。コースだったので他にも小鉢で色々出てきて、どれもクオリティが高い。

さすが、一人1万5千円もするだけあるぜ!1万超えは覚悟していたけど…かなりの打撃でございました。美味しかったけど、たぶんもう来ない。


【ガード下の焼肉】

私が幹事をした忘年会。参加者が『肉喰いたい』と言うので、値段が手ごろそうな焼肉屋をチョイス。ガード下なのでお店の雰囲気は良くないし、駅と駅のちょうど間くらいで立地も良くない。ただ、店長さんが素晴らしかった。

コースメニューは無く、予算を伝えるとそれに合わせて準備してくれる。今回は『5千円で飲み放題つきで、ひたすら肉を食べたい』とオーダー。残念ながら飲み放題も無く、店長さんから『通常のドリンクを飲み放題でいいです』という太っ腹な回答。

肉のボリュームも半端ない。お安い部位は大量に、そしてお高い部位も少し出してくれて、味より量にならないように工夫してくれている。久々に『もうタンいらない…』ってくらいタンを食べた。しかもそこに、もつ鍋までついちゃう。『汁物もあったほうが良いと思って』という店長さんの気遣い。ボリュームありすぎて食べきれず…。

店「まだお肉ありますけど、どうしますか?」
ア「もう食べられません…」
店「じゃあ〆はどうでしょう?ご飯ものや麺類、ご希望があれば」
ア「じゃあ麺類で」
店「わかりました、それじゃあオススメのラーメンがあるのでそれを準備しますね」

至れり尽くせり。出てきたのはチゲ風ラーメン。具だくさんでピリ辛でめちゃうま。お店が空いていたのもあって、2時間制のはずが4時間も居座らせて頂きました。その間飲みまくりだから、赤字だったんじゃないかしら…。

お店の雰囲気はアレですが、ここはまた是非行きたいね。


【六本木の高級カラオケ】

高級カラオケボックスで、コース料理を頂く感じ。さすが高級、カラオケとは思えない料理のクオリティ。普通に美味しいじゃないか。ただ、鍋が大惨事だった。

店員さんが火をつけて『湯気が出てきたら蓋を開けて食べてください』と言って退室。何分待てども湯気が出ず、なんか異臭。蓋を開けてみたら出汁が入っておらず、具材が片っぱしから焦げてた。食べられそうなカニだけしゃぶって、店員さんにクレーム。お詫びにフルーツの盛り合わせを頂いたんだけど、テレビのキャバクラでよく見るようなヤツでちょっと笑った。

居酒屋以上の料理でカラオケも楽しめるなんてステキだね。たぶん、同伴とかアフターとかで賑わうんだろうな、場所的に。またまた財布に打撃だったけど。


【住宅街の鮮魚店】

同僚宅の近所に、ひっそりと佇むお店。同僚があまりに絶賛するので、連れて行ってもらいました。まず、お店の看板に灯りがついてない。そして準備中の下げ札。入っていいの?大将曰く、『人にたくさん来られると困るから』だそうな。小さなお店だからね。

ここは本当によく覚えている。あらゆるものに感動したから。お通しが白子と生牡蠣のポン酢和えなんだけど、こんなに美味しい白子を食べたのは人生初めて。白子とか肝とかそういうのが得意じゃない私が、素直に美味いと思った。

2品目が刺身盛り合わせ。ヒラメとカレイ、それに本鮪の頬、脳天、中落ち。中落ちは骨がズドーンと出てきて、スプーンでこそいで食べる。頬を刺身で食べるのが初めてで、めちゃめちゃうまい。脳天はトロより脂が乗っていて、とろけるんだよ。

3品目は伊勢海老。これは普通に美味いよね、誰でもわかるよね。4品目は毛ガニ。人生初毛ガニは、とても美味でした。あのボディでも身が結構あるんだね。

5品目は箸休めに里芋。大将の故郷の名産らしく、八つ頭をさらに美味しくした感じ。茹でただけで、塩や醤油をちょっとかけて食べるだけ。味が濃くて旨いんだよ。

6品目が、アンコウのしゃぶしゃぶ。人生初アンコウはまたこれが絶品。薄切りの身と肝なんだけど、どう説明すればいいのかわからん美味さ。肝もほとんどクセがなく、白子とか肝とかそういうのが得意じゃない私が、素直に美味いと思った(本日二度目)。そしてここに細切りのネギを投入して、肝と一緒に食べると絶品。ネギの香りに肝の旨みがマッチして素晴らしい…。

7品目はさっきのしゃぶしゃぶが鍋へ進化。皮から胃から、あらゆる部位と野菜を投入。もう出汁出まくり。アンコウは口以外全部食べるって本当だったんだなぁ。いい出汁を吸った野菜も当然うまい。骨まで食べられると言われたから頂いたけど、特に味は無かった。なんかストローを噛んでるみたいでちょっと苦手。あと、卵巣もちょっとダメだった。それ以外は本当に美味。

そして〆の雑炊。なんだかすごく良い匂いのする岩塩をまぶして頂く。うまくないはずがない。かんきつ系っぽい香りなんだけど、酔っていたので自信が全くなし。長い事煮込んているようで、胃にも優しい。

本当に、今まで食した海鮮で一番美味かった。もちろん、里芋も。何より大将の人柄もいい。6人前を5人で食べたのもあるけど、超満腹だし。これだけ新鮮かつ高級っぽい食材を使っているにも関わらず、お値段は高級カラオケ以下。お店やっていけるのかよ…。

そろそろ終電なので帰ろうとしたら、呼び止められてワタリガニを1人一杯ずつ渡された。『味噌汁に入れてもいいし、そのままでもいけるから』いやいや、ホントに赤字じゃないんですか。もらっても微妙に困るけど。実家に持って行って味噌汁にしてもらおう。

もうね、絶対また行くね。アンコウ以外にもオススメ料理があるらしいので、また楽しみに行くぜ。


【オシャレな焼肉】

同僚との愚痴り会で利用。女性にも人気なお店らしく、オシャレな雰囲気。ザルな皆様は1Lジョッキが嬉しいらしい。

お肉はかなり美味しい。ガード下のお店と比べるのが申し訳ないレベル。味付けも上品。6種類出てきたけど、イマイチ部位がわからず。ザブトンとか言われても…。とても美味しいけど、ボリュームが少ない。代わりにお値段はそこそこ。うん、女性にうってつけのお店だね。男でも、ご飯と一緒に食べればそこそこなボリュームにはなるけどね。デートとかで使うならここ、男だけの飲み会ならガード下だな。


そんな感じ。もう今月は飲み会が無いはず…。かなり行ったけど、こんなに印象に残ったお店があるとは。ダメな意味で印象に残ったお店が無いので良かったよ。