自称「一般的な会社員」

どこにでもいる、一般的な会社員の日常

6月25日

2009-06-25 | バイク
続きの続きの続き。

【4日目】曇りのち雨。
この数日間で、青森は信号が少ないから移動時間が少なくて済むと学習しまして。
予定より30分もホテルでのんびりしてから出発。

洋菓子屋『赤い林檎』に到着。
ここのアップルパイがハート型で美味しいらしい。
せっかく長野と並ぶリンゴの国にいるのだから、是非賞味しないと…ってアップルパイは土日限定かよ!
もう入っちゃったよ!
仕方がないのでチョコバナーヌで我慢。
いや、美味しかったけどね。
あとイタリアかフランスの学生っぽい4人組みを、スーツ姿のおじさん2人がもてなしていたのが気になった。
どういう関係なんだろ。

出鼻を挫かれたけど、気を取り直して出発。
萱野茶屋なる峠のお茶屋を目指す。
ここのお茶を飲むと寿命が延びるらしい。
食事も出来るっぽいので、お昼はここで。

天候は一気に悪化したけど、特に何も問題なく着いたのですが、お腹が空かない。
普段朝食を食べないのに食べたうえに、10時半とかにケーキ食ってりゃ腹も減らんわ。
長寿のお茶だけもらって出発。
これで寿命が3年延びたわけで、つまりこの旅行中に死ぬこともないわけだな、ハッハッハ!

続いては田代平湿原。
湿原なんて行ったことないからちょっとドキドキ。
前後にも反対車線にも車がいないから、別の意味でもドキドキ。

いやー、湿原って凄いね。
見渡す限り草原…いや、湿原。
これは気持ちいいや。
写真を撮りまくってしまいました。
3つのルートすべてを無駄に歩いたし。
ミニ白神と同じく、聞こえるのは鳥の鳴き声のみ。
十三湖もそうだったけど、この時期の青森はウグイスがおるのね。
ここも静かでいい場所や…あの団体のおばちゃんたちがいなければね。
周りが静かだから、笑い声が遠くまでよく聞こえるのよ…。
まぁ、賑やかで結構なことです。

失言を出発する頃には、さらに天候が悪化。
国道に戻ったところで霧に包まれる。
うわー、300mくらいしか視界がないよーとか余裕ぶっこいてたのですが、200m、100mと徐々に視界が狭まって行き、最終的には50mくらい先しか見えない。
超怖い。
カーブの出口が見えない。
どこまでが直線なのかも見えない。
カーブの手前に看板があるので、それを頼るしかない。
黄色いバイク、黄色い合羽、さらにはハザードランプで相手からの視認性を上げて、もらい事故を防ぐが…。
いかんせん、国道とはいえ峠道なので車通りがめちゃめちゃ少ない。
だからみんな飛ばしまくり。
超怖い。
途中でたまたまバスが前に入ってくれたので、その後ろに付くことに成功。
バスはデカイから対向車から良く見えるので、その後ろを走ってれば、もらい事故は防げるでしょう。
しかし、ものの数キロでバスは別ルートへ…。
わかるかなぁ、結構絶望的なのよ。
霧で視界はほとんどなし、そしてソフトバンクは圏外。
iPhoneで地図を開こうにも、nomapと表示されるのよ。
あのね、旅をする人は絶対ソフトバンクにしちゃダメ。
ドコモはミニ白神でも田代平湿原でもバリ3だったけど、ソフトバンクは圏外。
もしものときに連絡つかないよ。
旅をする人は絶対ドコモ、お兄さんと約束だぞ。
つか、ソフトバンクは反省しろよ、クソが。
あらかじめ転送しておいた地図でなんとか進むが…展望台とか霧しか見えないっつーの。

この辺りは奥入瀬という、まぁ清流らしい。
せっかくなので、要所要所で写真を撮ったのだが…なんかここ、見たことある気がする…。
デジャヴ?
幼稚園の頃の旅行かなぁ…。
確かに新幹線に乗ったのは覚えているんだけど…。
気のせいだよなぁ。

そのまま十和田湖へ向かったのだが…もう何も見えません。
こりゃダメだ、宿に行こう。
温泉入ってゆっくりしよう。
というわけで、仕方なく予定を早めて宿へ。
一昨日みたいに床が傾いてたらどうしよう…とか思ったけど、しっかりした宿でした。
部屋とかも、よくあるホテルと言い張る旅館の造り。
とてもいい感じです。
お風呂はちょっと古かったけど温泉だし、露天風呂もあったし。
2日目の温泉と比べて、ぬるぬる感は弱かったなぁ。
そのかわり広かったけど。
食事も美味しく、量も丁度よかった。

あ、言い忘れたけど、今日は昼飯食べてません。
普段2食しか食べないので、3食だと満腹すぎて美味しく感じないのよね…。

しかしあれだね、2日目もそうだけど、広い部屋にポツンと1つだけ布団が敷いてあるのは滑稽だね。
自由でいいけど。
今日は雨と霧で疲れたので、それはもうグッスリでございました。