ブロブを放ったらかししてハヤ二年、恥ずかしい限りです。これからぼちぼち更新します。
もうすぐ「11.11」という「独身の日」(中国語では「光棍節」)、ネット界隈では一年一度世界的大イベントです。
毎年天文学的な売上という数字がまさに中国パワーの象徴そのものです。今年もきっととんでもない数字が約束されるでしょう。
21日北京時間午前0時に「独身の日」の前夜祭が行われました。ライブコマスではが信じがたい数字を叩き出しました。
トップ三人のインフルエンサーの観客数はそれぞれ1.62億人(李佳琪)、1.42億人(薇娅)と1億人(劉濤)でした。
合計すると約4億人、にわかに信じがたい数字です。それは中国人3人に1人がライブコマスを見ていたという計算で、
視聴率に計算するといくらになるでしょうね。売上もとんでもない数字でした。
トップの李佳琪氏チームは一晩の売上は34.3億元(約550億円)でした。
10%のリベートとすれば一晩50億円稼ぐ計算になります。一生どころか十生も稼げない数字で。
幸か不幸か、我が家は見た人はいません。翌日友達に聞いたらみんな見ていて祭り騒ぎしていたようです。
半ば自分が非国民的に扱われていた(苦笑)。
ライブコマースはEコマスの一つのトレンドになるのが疑う必要もない事実です。
例えば、ジェトロの記事:「中国のライブコマース、2021年に2兆元規模へ」
https://www.jetro.go.jp/biznews/2020/10/a96bbe55659f00d6.html
しかし、ライブコマスの流行が中国だけのも面白い事実です。なぜこのようなことが起こりましたか?
長くネット金融を観察した者としてネットインフラ整備とかなり関係していたではないかと思っています。
キャッシュレスとTik tokが中国国内でいち早く流行し始めたのも同じ理由でしょう。
ネット通販の専門家ではないので、これ以上の見識はないが、趣味範囲で見守ります。
今年ももちろん「独身の日」のEコマスに参加する予定はないです。