美保の厨房日記

アルバトロスの日常に起こる小さな変化

お許し下さい

2009-02-13 01:26:35 | 日常
更新しないと。。と思いながら書いては居ます。

ただ、どうしても不幸の話しになってしまって

書いては消して、時が流れております。

もう、今日は。

初めから、そんな話しにしちゃいます。

いつになったら、涙は出なくなるのでしょう。
毎晩、鼻水まで出る号泣で明け暮れています。

夜は、何も手に付かない状態です。
ぼーっと寝られない長い時間。
何を考えて居るのかさえも、自分でも分かりません。
それぐらい、呆然とし
そして、突然くる孤独感に号泣しています。

マスターの存在は、本当に私にとって大きすぎるのです。

ブログは、不特定多数の方が見るものだけど
いいや、もう書いちゃおう。

私は、15歳でアルバトロスにアルバイトに来て
それから、殆どマスターと時を過ごしてきました。
当時16歳の少女と42のおじさんでしたので
まぁ、犯罪に近いものがあるのでしょうか。
高校の運動会には、父親と名乗ってお弁当を作ってくれたり
飲みに行く際は、娘だと言って飲んでおりました。
そのまま、短大へ行き、
2年の頃には、私も運転免許を取って
マスターの家に入り浸り、
そのまま家に帰らなくなり、
いつのまにか、住んでいる。。という事になっていました。

だから、何か。
今更、あえて人に言うわけでもなく
結婚だとか、そんなことはどうでも良かったですね。
一緒にいるのが、幸せで、ごく普通のことでした。

二十歳の頃から、隣で寝て、一緒に仕事をして
何をするのも一緒でした。
定年退職して、ご主人様が家にずっと居るのが嫌だとか
家庭内別居だとか、そんな人には
私達の爪のあかでも煎じてやろうかと言うほど
自分達でも気持ちの悪いほどに、仲が良かったですね。
本当に、全てでした。
私の33年の人生の中では、
最も長く時を過ごした人になります。

パートナーであり
師匠であり
友達のような、父親のような
大事な必要な人でした。

この喪失感は重すぎます。
重すぎて、苦しいです。

眠れない、食欲もない、意欲もない。

あるのは苦しさだけ。
ここまで、どん底なら、次に来るのは良いこと。。
そう言われても、マスターなしでは、意味がない。

と、とにかく、前を向けないんだ。

でもね。
一つだけね。
感じるんだ。

料理作ってね、美味しいなぁって思うとね。
教えてくれたのはマスターで、
この技術は、私だけのもので、奪われるものでなく
私に残してくれたものだって。
ご飯を食べに来て、気遣ってもくれる
うちの大事な素晴らしいお客様も、
マスターが私に残してくれたものだって。
そう、感じるのです。
切ないけど。

でも、少し温かくなれるのです。

「美保ちゃん、困ったことがあったら、
お婆ちゃんに相談しなさい。」

「うん、大丈夫、もうそうしてるから」

で、隣にいたお婆ちゃんに
「お母さん、美保ちゃんをお願いしますね」

まさか、その次の日から
意識が無くなるとは想像もしていなかったけど。
それが、最後でした。

お婆ちゃんに言われました。
「美保ちゃんを、ちゃんと生きていけるようにするのが
僕のすべき事なんだ」とそう言っていたよと。

本当にそう残してくれましたね。
私は、もっと生きていてくれさえいればそれでいいのにさ。
カッコつけすぎだよ。

んでね。お婆ちゃんはさらに言うのです。
「僕にとって、美保ちゃんは最高の人なんだ」
と、言っていたんだってさ。

私をとにかく号泣させる言葉ですね。
もう。。。
鼻が詰まって苦しいよ。
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6 コメント

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きっと (shino)
2009-02-13 08:47:36
涙が出ちゃうよ。
きっと私だけではなく
このブログを読んでくれている皆さんが。

無理に元気にすることはないんだと思う。
大切な人を失ったんだから。
今はあるがままでいいんじゃないかな。

とても切ないけれど
どうか、お料理だけは作り続けてください。
技術は大事です (kuu)
2009-02-13 21:28:36
久々のコメです。
昨日は、少し元気な声を聞けて安心しました。

ほんと、美味しい料理を作る技術を、
マスターから学べた事は、一生の宝ですね。

今日友人たちに、アルバで習得した料理と、
昨日電話で再度聞いた、子牛のロースト・ローマ風を
作りました。

バッチリ、美味く出来たよ!

みんな感動してまして、そのうちの一人は
「どのレストランで食べる料理より、美味しかった」
と、言ってくれました。

美味しい物を食べる事は、人を幸せにするね。
アルバトロスに感謝!!です。

今月末、一緒に富士についていって、
そのまま料理教室して欲しいくらいですわ♪
shinoちゃんへ (miho)
2009-02-14 00:47:25
ありがとう。
私は一生料理人でいます。
ずっとアルバトロスを頑張るよ。

よろしくね。
kuuさんへ (miho)
2009-02-14 00:54:21
おや、久しぶりのコメだこと。

本当お料理教室は、楽しかったね。
役にも立ってくれているようで、
マスターも喜んでるでしょう。

いつか富士においでね。
待ってるわ。
Unknown (ゆうか)
2009-02-14 20:01:22
またまた開いてしまった。
美保ちゃん、元気出して。
でもある意味、美保ちゃんみたいにおじちゃんの事を
思ってくれている人がいる事がとっても嬉しいかな。
おじちゃん、やるじゃん!すごいね!って思う。
もしかしたら要子も同じ気持ちじゃないかな。
要子は大人だね。
先日、撮影会とか色々あった後、
パパと飲んだ時もパパ泣いてたよ。
たった一人の兄を亡くしたんだもん。
ちょっとうるさいところはあるけれど、
美保ちゃんの事、すごい心配してるよ。
失った寂しさはみんなそれぞれカタチは違うけど、
同じ気持ちかな。
確かに、おじちゃんはモテたと思う。
なんだろうね?血筋?(笑)
これからも、応援しています。
ゆうかちゃんへ (miho)
2009-02-15 02:53:38
ははは。。血筋かもね。
モテるというか、人が集まるんだよね。
人に好かれるんじゃないかな、雨森家は。

痛いほど、
パパの気持ちは伝わっておりますよ。
嬉しいし、何よりも雨森家が私は大好きです。
寂しい形になっちゃったけど、
こうやって、ここに居られることに
幸せを感じ感謝しています。
ありがとうね。

あ、そうそう。
ブログ見たよ。
どれも可愛い絵だね。
特に、猫とテーブルの絵、可愛すぎ。
猫の後ろ姿に、猫への愛おしさが伝わりました。

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