美保の厨房日記

アルバトロスの日常に起こる小さな変化

すみません

2017-01-26 15:17:05 | 仕事
私事です。

昨日は、アルバトロス創立者、先代、師匠の命日でした。

9年目になります。

これに関して、もうしんみりする事もなく。

実は、忘れていた有様でございます。

良いのです。

彼は私や友の中に生きていますし
私は私でもう新たに道を歩いています。

時間が経ち、日にち薬というものを実感し

私は今、結構幸せに日々過ごしております。

変わらないようで、変わりました。

場所も店も私の周りも私自身も。

変わらずにあるものと、新たなもの。

必要なものは、経験から得た何かと
今自分にとって大事なものだけ。

物や思いは時に邪魔をします。

捨ててみるというか

忘れると言う人間の良い機能があって

新しく毎日がやってくるのだと感じております。

あの時のままの心では
生きる事は出来ない。
出来たならば狂っているのではないかな。

だって生きているのだから。
毎日毎日、陽は昇るのであります。

私には小・中学生からの旧友の仲間が居ます。
こんな性格なので
友達は極端に少なく
狭く深く人と付き合うタイプであります。

一人になり
時間に余裕も生まれ

店も移転し私ワールドになり

地元に残ってる友が時折ご飯を食べに来てくれてます。

頻繁に来る、ある友がいました。
常連様達にも顔を覚えられ
一緒に呑むなどし

まぁ年中アルバトロスに居たのであります。

買い物行ったり
馬鹿な話ししたり
呑みに出掛けたり
昼休みに私の部屋でイビキかいて寝てたり

楽しい時間を過ごしたのです。


昨日、師匠の母から電話を貰い
命日を忘れてた事を知り

その後、その旧友の訃報が届きました。

今日、休みで良かったです。

1月25日

また忘れちゃいけない日になりました。

何故同じなんだろうね。


まだ見てないから
実感がまるでありません。

土曜日、休業させて下さい。

お別れしなきゃ。

嫌だよ。

美保ちゃんカルボナーラ!ってもう来ないの⁉︎

あんた、またカルボナーラなの?

って言えないじゃん。