美保の厨房日記

アルバトロスの日常に起こる小さな変化

休日

2007-09-13 15:56:14 | 仕事
やっと、お休み期間を決めました。

10月10日~10月16日までです。

1週間だけ休むことにしました。

イタリアに行っていたときは、1ヶ月弱でしたから

毎年短くなっておりますね。

今年は、モナもいることだし、、。

来年、3月の食材ショーの時にでも、

またお休みを貰う気がするので、そうしました。

と言うことで、よろしくお願いします。

Kuuさん、近いうち電話の方が早そうなので、電話します。

どうでもいいけど。。

2007-09-13 05:30:08 | 水曜どうでしょう
「ひきたてぇ~ひきたてぇ~、

 僕のファイヤーひきたてぇ~」

もうすっかり、全国区。

一人で大手のCMでちゃって。

全国区のTVじゃないと見ること出来なかったから

全国区にでるときは、大騒ぎ。。。

マメにチェックして、おぉ~と見たもんです。

それが、なにさぁ。。。

ってか、そんなこと言ってないで、寝ないとぉ~。

店らしく

2007-09-13 01:58:41 | 仕事
さて。

トイレのリフォーム、外の木枠の色塗り、

出入り口のリフォーム完了し、なかなか30年の劣化が綺麗になりました。

足腰の大変な方でも、少し楽になったと思います。

店内も明るくなったし。

是非、ご来店下さって見てくださいませ。

パーティーの進行状況は。。。。まだです。

でも、今週中あたりに色々、決めることは決めていこうと思っています。

予約もまだまだ、受付中。

どうぞ、よろしくお願いします。

では、書きますか。

金谷ホテル。

といっても、中禅寺湖のほとりにある中善寺金谷ホテルに泊まりました。

場所は、静かで木々に囲まれた良いロケーションでした。

温泉も、硫黄としてはサラッとした、まずまずのお湯でした。
(まぁ、私は温泉であれば、満足しちゃいます)

ホテルの人も、いい方なのでしょう。

ただ、私の個人的な好みで言うと、ホテルマンは熟練のドッシとした

おじさん好みなのと、1日中ホテルでボーっとしていたいので

散歩しても気持ちよく、囲碁できるスペースや読書できる部屋や

どっしりとした喫茶コーナー、静かな年輩さんばかりだった

(温泉じゃないけど)志摩観光ホテルの方が好きです。

ご夫婦やカップル、二人の時間を楽しむ方には、中善寺金谷はいいでしょうね。

ベランダで一服したら、気持ちよかったですし。(関係ないか。。)

ホテルの雰囲気も、好みは人それぞれですから、なんとも言えませんが。。

良いホテルであったことは確かです。

私としては、1番重要な食事。

良い意味で代わり映えのしない、スタンダードな、

クラシックなフランス料理でした。

美味しかったです。

でも、記憶に残るような、もう一度食べたいと言うような感じではなく。

ごく普通なのでしょうか。

私のホテルや料理の基準は、リゾートトラスト系列です。

エクシブをよく利用していたので、これがベースにあります。

今、急成長している会員制リゾートだけあって、

ここは、部屋の広さも清潔さも、サーヴィスも、料理も、値段も満足しています。

そして、イタリアの五つ星の重厚さも、残念ながら知っているので

よほど素晴らしくないと、或いは値段と妥当でないと満足できない

悪いところがあります。

イタリアは、歴史的に古いホテルやバールがやはりあるので

どうしても、日本の明治時代から位では、軽く見えてしまいます。

と、料理の話をしようとしたのに、それました。

きっと、金谷さんは、古いホテルですから

料理もヌーベルキュイジーヌを意識せず、古典的な料理を作っているんでしょうね。

前菜のムースも、テリーヌ型になっていましたし、

スープも、コンソメか季節野菜のポタージュ。

お肉は、子牛自体は素晴らしく美味しかった。

でも、ペリグーソースではあったものの、トリュフの香りはなかったなぁ。

でも、美味しかったよ。

魚料理の帆立は絶対にうちの火通しの方が上。

クレソンソースは、まったくクレソンの旨味(爽やかさ、苦み)なし。

何の味なのか、味を感じませんでした。

でも、まぁ、美味しかった。

デザートは、私ね、今まで凄く美味しいと思ったことは

2つのレストランしかない。

両者ともイタリア。1つは、やっぱりグアルティエーロ・マルケージ。

もう一つは、全てが大好きな、イルポッジョ。のみ。

という事で。。。。

そして、どこへ行っても、私には薄いコーヒー。

実は、うちでお出ししているエスプレッソも、薄い。

エスプレッソは、自分用にはイタリア並みの濃さで飲んでいる。

でも、一般的じゃないから、少し薄めに出している。

どうして、あんなに薄いんだろうか。。

しかも、大体がブレンドで、飛び出た風味が感じられない。

よく言えば、まろやかで飲みやすいんだけど。

私は、苦みや酸味が強く感じる方が、好みであります。

何かにつけて、と言うわけではないけど

どうもアメリカタイプは、苦手ですね。

とにかく、料理のことを書くと、五月蠅いです。

自分でも、こういうところは、嫌いです。

美味しければそれで良いじゃん。と思う気持ちもあります。

でも、心中で思うことは、いっぱいあります。

ある意味、それが刺激になって、勉強しているのだと思います。

ただ、人と一緒に食事をする際は、

絶対にこういう事は言わないように、心の中だけに止めようと思います。

やはり、不快だと思うのです。

昔、マスターがイタリアへ買い付けに行っていたときに

通訳の方に言われたんだって

「一緒に食事をしてて、楽しくない」と

食べ物食べて、これはどうやって作っているんだろうって

考え事して食べている人とじゃ、面白くない。。と言うことらしい。

でね、マスターは食事は楽しまないといけないと、実感したらしい。

そうやって、しかめっ面して食べるのは、やめました。

でも、料理する仕事の人の心中は、色々あると思うよ。

志摩観光ホテルは、西洋料理で非常に有名な高橋さんが料理長だけあって

料理も、全てじゃないけど、素晴らしかった。

特に、前菜は参りました。

最後のエスプレッソは、2杯お代わりしたぐらい、

日本では珍しく美味しかった。

そういう、記憶が残ることを考えれば、料理も志摩観光の方が良かったかな。

あ、そうそう。

ついでだから、、、レカンも、美味しかった。

子羊1本は少なかったけど、火通りは完璧。

前菜は、その後の私のレパートリーが増えたほど、良かった。

スープは、あれ何だったか。。。ごめん。

デザートは、ワゴンサーヴィスで、凄かった天こ盛り。

ただ、あれはどう考えても、週に何度かの割合で作った作り置きだね。

専属パティシエを置く代わりに、サーヴィスマンを増やして

サーヴィス重視しているね。

だって、サーヴィスは、ゆとりがあって、気持ちよく、

すごく気が利いていた。ある意味、最高かもしれない。

その代わり、タルトの台は、湿気ていたけど。

あのスタイルは、パティシエを常時居なければならない体勢じゃない。

要するに、パティシエを置かない代わりに、という感じがする。

あれだけの種類を、提供できるというのは

やはりお客様は喜ぶんでしょうから、いいシステムなんでしょうね。

と、随分長く書いたでしょうか。。。

お付き合い下さりありがとう。

私と一緒に行った方々へ:

随分と個人的な感想を書いてしまいましたけど、ごめんね。

再会して、一緒に食事をして話すのがメインですから。

楽しい一時の、これはただの背景ですので。