モンゴルの遊牧民は基本的に移動するため、あまりものを持たない。なぜなら物はよく壊れるのを知っているからだ。持っているものは質素でも丈夫なものばかり。今日はトイレが壊れた。仕方なく部品を買ってきて修理。センターの天井から雨漏りが。天井の雨漏りを全てなおそうと思ったら1万元以上かかる。仕方なく自分で修理。このようなことをしていると自分は何屋、何をやっているのだろう?なぜ、このようなことをやらなければならないのだろう?と思うことがある。そして、立ち止まって自問していくとあるところに行きつく。ハード(物)はいらないー。物を買うときは心が踊るものだ。しかし、物というのはいつかは壊れる。これを保守していくための時間がだんだんともったいなくなってくる。最近、スタッフの家の隣の家が政府の立ち退き計画により壊された。レンガなので簡単に破壊された後には瓦礫の山が残った。これを見ていると、遊牧民がなぜ遊牧民であるかが分かるような気がした。ラクダの群れが、笑うように、その横を通っていった。
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