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迫力あるアクション『アドレナリン2』

2010年10月24日 22時52分08秒 | Weblog
         
 今回の映画は、私の大好きなジェイソン・ステイサムのハチャメチャなアクション映画『アドレナリン2』(2009年アメリカ制作)は、気分爽快になる。自分の心臓を取り戻すため、強烈なアクションが繰り広げられるのである。
 『アドレナリン』の主人公シェヴ・チェリオスはヘリコプターから落下した後、ロサンゼルスの街のど真ん中を走る車に激突し、地面に叩き付けられた。チェリオスの生死は謎のまま終わった前作から3年、チェリオスは生きていた!(もちろん!)というところから続編『アドレナリン2(原題:CRANK: HIGH VOLTAGE)』は始まる。直ぐさま黒いトラックで中国系ギャングが現れ、瀕死のチェリオスを車の中へ放り込み連れ去る。前作では中国産の毒を体に注入され凄まじい物語が展開しただけにそれを連想させる様なオープニングだ。
 
それから3ヶ月後チェリオス(ジェイソン・ステイサム)はある中国人ギャングが管理する施設で目を覚ます。朦朧とする中なんと彼の心臓が取り出され、その代わりにバッテリー式人工心臓が埋め込まれる。気を失うチェリオス。彼が再び目を覚ました時は、ペニスを含む他の臓器も取り出されようとしていたが、殺し屋の本能が覚醒し、うまくそこを逃げ出す。しかし途中で力が抜けてしまう。彼が持つ人工心臓は、電気で動く仕組みになっており、充電が必要なのだ。ジョニー・ヴァンという男が運ぶチェリオスの心臓と電気を求め世界で最も運の悪い殺し屋が再び暴れまくる。
 この人工心臓に、電気を充電する様が、非常なのである。ある時は、電柱のバッテリーから、ある時は車からの充電と、場所を選ばず、その時々で充電しなければならない。競馬場では、老婆と体をすり合わせることによる静電気でさえも、充電を試みる様。最後には競馬所のコース内での性交にての充電に発展してしまう。まあ、電気を求める、生か死かの行動には、およそ節度などあろう筈が無い。ジェイソン・ステイサムも、本当に汚れ役が板につくようになってしまったね。「トランスポーター」シリーズのニヒルな格好良さを、追求してほしかったのであるが・・・。

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