デビルマンと呼ばれて！

高校に入学して
学習合宿も終わり通常授業になりました。

そんなある日、

授業の中で
一番後ろの生徒（トミショウという男）が
プリントを集める際に

僕のプリントを集めながら
突然
「おまえ、デビルマンに似てるな！！」


と言われました。
いきなり正義のヒーローに似てると言われても困り

「は～？」

と言い返すのが精一杯だった。
人間の時の不動明ではなく、
デビルマンに似ているというのです。

そこから、一番仲が良くなったから不思議である。
落語に出てくる「せんみつ」のように
千のうち、本当が３つ位しかないのです。
ほとんどが嘘です
親父がAV監督だとか様々な嘘を言っていました。

元テニス部で、辞めてからもしたいといって
僕らをテニスで鍛えて対等にできるまでにしてくれました。
これは今でも感謝しています。
おかげで上手くなりました

休みの日は朝から６時間くらいテニスをしていました。
その時に、給水器から水を汲んできたといっては
本当は川の水なのに人に飲ませたりと
無茶無茶なこともよくしていました

トミショウは、テニスのおかげか
腕相撲がめっぽう強くて
みんなと腕相撲しては勝っていました

彼のおかげで鍛える意識が強くなったりと
かなり影響を受けました

兄貴とは中学の時に
チャンネル争いに敗れてから
話していないと言ってました。

不思議な男でしたが魅力的な男でした。