日本には三大祭りとか沢山の祭りがあります。わっしょいわっしょいと掛け声をかけて、神輿を多くのひとが担ぎ街を練り歩きます。
わっしょいにの語源には様々な諸説があるそうなんですが『和を背負う』という意味だったり、『輪を背負う』『和と一緒』だったり。ヘブライ語では「主の救いが来る」みたいな意味らしいです。
いつもは、山や、川なんかに鎮座される神様を神輿にお乗せして、祭りの時は、氏子がまちを掛け声とともに練り歩きます。神様と一緒、わーいわーい。という感じかな。
昔は、今では克服できるような病でも、沢山の方が亡くなり、様々な疫病が流行りました。京都の神泉苑で初の御霊会が863年におこなわれたようです。神泉苑といえば、静御前や善女龍王に縁のあるとこですね。御霊会は疫神や死者の怨霊などを鎮めるためのもので、牛頭天王を祀り、無病息災を祈念したようです。
災害や困難はどの時代もさけられません。
有名な祇園祭も869年の御霊会が起源とされており、長い歴史を持っています。
夏の盆踊りも、今は亡き御魂をお迎えする踊りです。夏のお祭りには目に見えない存在やご先祖を忘れない、神を大切にする心があったように思います。
祭りのスピリットは、時代や社会情勢で変わるものではないと思っています。神を敬いわっしょいわっしょい、神様に喜んでもらいたい気持ちを人が沢山もつから、人も楽しいエネルギッシュな祭りが全国で繰り広げられるんだと思っています。
疫病がはやり、国じゅうが陰に傾いたときに、陽の力を切実に神に乞い願う、そういうのが祭りの起源かなと思います。
オリンピックが始まりました。5輪ともいいますね。わっしょいの語源は「輪を背負う」でした。日本だからこそ、この状況下開催まで踏ん張れたのかもです。
疫病(コロナ)の時代にけしからんと多くの方が思われています。しかし、日本の祭りの起源は、じつは疫病退散祈願だったりします。
オリンピックは世界の祭りです。世界中、コロナが流行るなんて予想出来なかった時に、何か重いものを背負うのが予定されていたかのように東京が開催地に選ばれたことは神意なのではないかとさえ思ってしまいます。
重いものとは、辛い時でさえ、オリンピック5輪のスピリットに和する力。
明るい方に点火(転嫁)させ聖火(成果)をだしたいですね。反論したい方いると思います。すみません。
スポーツ大好きな方やスポーツ選手はネガティブな報道のなか、オリンピックをみたい!とか、オリンピックを応援して欲しい!と声すらあげにくい風潮です。
おもてなしもどこ吹く風。
わたしはあまりテレビをみませんが、自分が運動音痴で、あそこまで磨きあげるオリンピック選手は純粋に凄いなとオリンピックは楽しみに4年毎観ています。東京!って決まった時は嬉しかったです。
兎に角、どのオリンピック選手も命をかけて磨いている技を悔いないよう思いっきり発揮して頑張ってください。
マイノリティかもですが、テレビから純粋にオリンピックを応援します。
頑張れニッポン!!!
【画像は祇園祭検索画像より】