田舎のエプロンおばさんのエッセー集(アキのあしあと集)

日常の生活記録や認知症の主人を抱え奮闘する私の日々の記録をエッセー風にしました。

268 Wの悲劇

2015-06-03 06:27:37 | 孫の話題

6月1日事件は始まった、夕方4時頃3年生のののちゃんが泣きわめいて私の部屋に
飛び込んできた、何事かと私はびっくりした!「どうしたの?」出来ない、出来ない!
泣き止んで話なさい!「来て!きて!」台所に行くと圧力鍋が「シュル、シュル」鳴っ
ている、何これ?誰がしたの?私は動悸が止まらない、要約すると皆を喜ばそうと
お米を洗って圧力鍋にセットして炊き始めた、先日ママに習って紙に書いて貰った
メモを見乍ら火を止めて8分蒸らすまで出来たけど後、蓋が開かない、そこで大変だ
と婆ちゃんの部屋に飛んで来たらしい!私は恥ずかしながら圧力鍋を使ったことが
ない、すったもんだしていて蒸気で火傷しそうになった、蓋が開かない!ここちゃんと
二人係りで少しづつ蒸気をにがしながら格闘!やっと開いた、焦げもせず立派なご
はんが出来ている、その時ののちゃんは泣き疲れて寝てしまっていた、その後ここち
ゃんが自転車でちょっと遊びに行ってくる、と出かけた20分位したら電話が鳴る、自
転車でこけた血が出ている、迎えに来て!何処にいるの?近くの公園!車で行くと
傷口を水道の水で洗っていた、自転車とここちゃんを乗せて帰りながら軽くてすんで
良かったと胸をなでおろした1日でした。

H.27.6.3  記  激動の1日にくたびれ果てた田舎のエプロンおばさん