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LEVORG ノッキングとプレイグニッション

2015-05-02 18:15:01 | LEVORG

眠いぞー

最近でありますが、走行会の仲間から、
1.6Lのエンジン不調の話を聞く機会がありました。

症状は、
低速走行などからアクセルを踏んだ時に、エンジンから「カラカラ」と音がする。
というもの。
ディーラーで対応してもらったら、「ノッキングの可能性がある。」ということで、
ECUのリプロ対応となったそうです。
その後、現象は改善されたようですが、心配であることを言っていました。

ノッキングとは、
エンジンの
1.吸気行程⇒2.圧縮行程⇒3.燃焼・膨張行程⇒4.排気行程
サイクルの中で、
3.で着火後に起こる意図しない異常燃焼のことです。

着火によって火炎が広がり、燃焼ガスが膨張して、
まだ燃焼が始まっていないガスを圧縮して綺麗に混合気全体を燃焼させるわけですが、
もともとの混合気の温度が高かったり、シリンダーの壁面が過熱状態だったりすると、
順次燃焼せず、自然着火してしまいます。
最初の爆発による衝撃波と意図しないで爆発した衝撃波がぶつかることで音を出します。

エンジンの回転が不調になったり、ピストン本体がダメージを受けることがあるので、
このような症状が出たときには軽く考えてはいけません。

これを引き起こす原因として、「プレイグニッション」と言う異常燃焼が関係することもあります。

プレイグニッションとは、
上記の、2.の工程で着火前に起こる異常燃焼の事です。
シリンダー内部が高温になることで、汚れであるカーボンが発火の原因になったり、
異常加熱した点火プラグの電極が着火させたりすることです。

エンジン内のガソリン噴射は、内部の温度を下げる効果もあるのですが、
レヴォーグは、希薄燃焼エンジンなのでそのあたりも関係があるのでしょうか。
wikiでも
(引用はじめ)-------------------------
主な原因としては、点火時期が早すぎる・圧縮比が高すぎる・ブーストの上げすぎ・燃料のアンチノック性(オクタン価)・極端に薄い混合気などが挙げられる。
-------------------------(引用終わり)
と書かれていて、
圧縮比が高すぎる、燃料のアンチノック性(1.6はレギュラー)、極端に薄い混合気
が当てはまりそうですね。

期待の新型エンジンゆえの課題なのでしょうか。

私を含め、2.0Lの方からはこのような話を聞かないのですが、
1.6Lに乗っていらっしゃる方は、ウィンドウを開けてエンジンの音を聞いてみて「聞きなれない音」などの、
異常を感じたときにはディーラーに相談してみて下さい。

私のクルマのリプロはリコールが出たときの一度限りなのですが、
ネットで調べてみると、(実施した、しないなどの)複数のリプロがあるみたいで良く分かりません。 

もちろん問題ない人の方が多いと思うのですが、ちょっと気になったので記事にしてみました。 


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27 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
これは (kagelouw)
2015-05-02 21:54:58
気になる話ですよね。僕も2.0ですが、こういう音は聞いたことないです。スバルもはっきりした原因がわかってないみたいなので対策はなかなか打ちづらくリプロという形でしか今のところ出来ないので、早く根本的な対策が出るといいのですが。1.6の方は不安を抱えながら乗るのも心配ですよね。
返信する
やっぱりターボはハイオク? (ぐっちゃん)
2015-05-02 23:45:39
燃焼効率の関係だと思います。それに無理してハイプレッシャーバイパスバルブを付けてブーストいじくればタービンがイカれますよ。ところでakさん、リミッターまでなんて怖いこと。猟にかかりますよ。コムテックのGPS着きの探知機で195まで表示されたと聞いたことがあります。これで猟にかかれば走行会どころの話ではなくなってしまいます。GW中は狩り場が増えます。北関東波志江PAから先、東北道羽生ICから先、関越道高崎ICこの辺りは今日も猟場になっていました。御身大切に。田舎の高速道路は弾幕が凄く毎日洗車しています。
返信する
長文、失礼します。 (あお羊)
2015-05-03 02:28:11
akさん、こんばんは。

私のレヴォーグは1.6ですが、1ヶ月点検の後からハイオクガソリンを入れ続けてます。ハイオクに切り替えることにした要因は、低速orゼロ発進時のアクセル応答の違和感です。

納車から最初の一月は当然のごとくレギュラーガソリンを入れていたのですが、毎回同じようにアクセルを踏み込んでいるはずなのに思い通りに加速する時としない時とのギャップがあまりに大き過ぎました。
例えば、ゼロ発進時にアクセルを踏み込むと3速発進のような走り出し、慌ててアクセルを踏み増すとドッカンみたいなことが度々あり、非常にストレスが溜まりました。
最初のうちは、NAエンジンしか乗ったことのない自分がまだターボ車に慣れていないだけ?、あるいはECUが学習すれば症状は改善されるはず?、実際試乗車に乗ったときは全くNAエンジンと同じように走れたし、などと考えていましたがいっこうに改善の兆しがなく、アクセルペコペコも試してみましたがほとんど効果を体感できず一ヶ月が経ってしまいました。

一ヶ月点検の際、ディーラーにはこの症状のことを相談しましたが、異常は見当たらないので様子をみてくださいの一言だけでした。ディーラー側からはリプロの話は出ませんでしたし、こちらからもあえてリプロの話は切り出しませんでした。
とりあえずもう1000km様子見て、ダメならリプロのお願いをすることにしようかなと思っていたそんな時、スバル車はレギュラー仕様でもハイオクを入れた方が調子が良くなるとの情報をネットで見つけました。500円のコストで試すことが出来るんだからとダメ元で試してみることにしたところ、これが驚くほど効果がありました。ゼロ発進や極低速時においてもアクセルの踏み込み量に対して、思い通りに加速するようになりました。まあ、それが当たり前のことなんですけどね。

そんな経緯で私は1.6にハイオクを入れていますが、レギュラーで何の問題も不満もなく走られている方もいるわけで、これはなかなか難しい問題です。
とにもかくにも、いわゆる「もたつき」と言われる問題を抱えている1.6オーナーは少なからずいて、リプロで改善した方もいれば改善されなかった方もいるようですが、ノッキング制御の問題であればなおさら、スバルにはこの問題解決に真摯に取り組んでもらいたいと願います。
返信する
個体によって症状がちがうとも (ak)
2015-05-03 05:19:03
kagelouwさん
おはようございます。
情報によると、いつくつかのリプロのパターンがあって症状によって対応を変えているらしい?
それから、対策自体も下のあお羊さんが書かれているのように、結構ディーラーでまちまちなので大変みたいですね。
B型でどんな感じになるのか、情報が出てきていないのでなんとも言えませんが、対応、対策はきちんとしてもらいですね。
返信する
あお羊さんに一票 (gome)
2015-05-03 05:36:51
akさん、おはようございます。

購入してから貰ったカタログの諸元表を見て、昔のターボだったら考えられないほど高い圧縮比が記載されていて驚きました。

その昔、NAで圧縮比が9.5を超えているエンジンは、ハイオク指定が殆どだったし、ハイオク指定のターボはNAより若干低い数値で9前半だったと記憶しています。
正直なところ、直噴ターボとは言え、この圧縮比でレギュラーって信じられませんでした。
2.0より高くレギュラーって?ECUで進角を遅らせるなどのコントロールをしているのかなぁ。

古い話で申し訳ございませんが、その昔乗っていたCB750C-EX(1981年製)のエンジンは、とても暑がりで、しかもフルカウルを装着していたからヒート気味の時が多く、特に夏場は発進時のノッキング現象が多発し、軽い抱きつき現象さえありました。
ハイオクに変えただけでもノッキングは改善されましたが、抱きつきを幾度か経験したので、エンジン保護を考えてガソリン添加剤、オイルにモリブデンやテフチューン(テフロン系)を入れ、フリクションロスを抑えた経緯がありました。

発進時や加速時のノッキングは、進角が速いことで
スパークプラグより先に発火(燃焼)する異常燃焼が原因です。
交差点でタクシーが発進した際によく耳にしますが。これは走行距離が多いことから、燃焼室内の燃えカス(カーボン、スラッジ等)が多く付着していることが主原因だと思われます。

レギュラーとハイオクの違いは、オクタン価だけでなく洗浄剤も多く添加してあると聞いてますので、あお羊さんの対応は効果ありだと思います。
おそらく、自分もそのような対策をしたと思います。

しかし、富士重工は何故このような高い圧縮比でレギュラー仕様だといっていること自体が不思議です。
本当は、レギュラーガソリンも使えます仕様なのかな?

なにぶん歳ゆえ、古い話で申し訳ございませんm(_ _)m
返信する
書き方が良くなかったですね (ak)
2015-05-03 05:46:34
ぐっちゃん
おはようございます。
書き方が悪かったですね。
リミッターまで使っていませんー
相手はレヴォーグのそれ以上のスピードで消えていきましたけど。笑
(加速の話でした。)

それから、
バイパスバルブは過給圧を弄るものではなく、
過給の立ち上がりと、過給そのものを安定させるパーツです。
一番分かり易いのが、過給中にアクセルオフしたときに、次にアクセルオンした場合、過給タイミングにラグが生じて加速タイミングが遅れてしまう、これをある程度改善するものです。
車検対応の循環型ですので、エアフローセンサーの狂いもないので、普通の走りでタービンがブローすることは無いと考えています。
装着前も装着後も最高ブースト圧は1.5×100kPaのままです。

耐ノック性の高いハイオクは私も効果的だと思います。しかし、レギュラー対応のダウンサイジングターボで売り出したクルマですので、それで制御できなければ意味がありません。
実際には、たくさんのクルマが走り始めてデータを取ることができるようになりますので、対策は遅れてもしてくるように思います。

長文にて失礼しました。

返信する
私もすすめてみました (ak)
2015-05-03 05:57:59
あお羊さん
状況を詳しく教えていただきましてありがとうございます。
私も、この話を聞いたときにハイオク入れてみたら、と返信をしているのですが、メーカー指定で乗っているのに不具合を感じたら不安になるので、メーカーとしてきちんと顧客の声に向き合って欲しいですね。
だから、ディーラーの担当とはよく話し合うことが必要になるのですが、
残念がら、ディーラーでも仕組みをあまり知らない営業がいるのも事実なので、難しいですね。
返信する
対策は私も同じ考えです (ak)
2015-05-03 06:09:01
gomeさん
おはようございます。
私もあお羊さんの対策、gomeさんの考えと一緒です。
一応、記事の中でプレイグニッションの事も書いてみたのですが、その中でカーボンの堆積はクルマもあたらしいので原因としては考えにくいのかなと思っている所でした。
となると、考えられるのは圧縮比と薄い混合比あたりが原因?
=エンジン全体の制御の問題。
リプロは正しい対策だと思いますが、あお羊さんも書かれている通り、改善される場合とそうでない場合があるので、なかなか厄介ですね。

メーカーはどのような方向で収束させるのか見守っていきたいです。
返信する
おはようございます (あお羊)
2015-05-03 09:25:53
akさん、アドバイス頂きありがとうございます。

gomeさん、ご無沙汰してます(^∇^ゞ

メーカーがレギュラーガソリンを指定している以上、レギュラーで不安なく走れるようにするのが当然ですよね。レギュラーを使える経済性を車購入の決め手にした方にとってはハイオクへの切り替えは論外でしょうし。
むしろ私のようにハイオクを入れて納得しちゃうような人は少数派かと思います。

私もリプロしてもらってレギュラーに戻すことを考えたことがありますが、リプロによってターボの加速感が失われたといった情報を目にするとなかなか踏ん切りがつきません。一度リプロしてしまうと二度と出荷時のプログラムに戻せないのもリプロを躊躇わせる理由です。

私の場合、ハイオクを入れつつ完璧なリプロが出されるまで待つことになりそうです。いったいいつになる事やら、ですが。
返信する
仰ること、ごもっともです (ak)
2015-05-03 15:20:37
あお羊さん
私も、今の対応、対策では納得できません。
B型の1.6がどんな感じなのかわからないのももどかしいですね。
おススメするのは、B型、試乗してきてください。
明らかに自分のレヴォーグと違っていたら、対策済みとも考えられるのでそれが答えになりそうな感じがします。

営業が「新型ですから~」なんてほざいたら、ぶっ飛ばしてやりましょう。

走行会のメンバーでも1.6乗りは多くいますので情報交換をしておくのも大切だと思いました。
返信する

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