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■ Just The Two of Us進行

■ DREAMS COME TRUE - 決戦は金曜日 (from THE DREAM QUEST TOUR 2017 Live Ver.)


「決戦は金曜日」。
日本サッカー、見事に勝ち取りましたね。

そういえば、↓もJust The Two of Us進行だと思う。
■「ナンかライスか」未発売曲 ワンマンライブでの初披露! 中村舞子

RAPだろうが、キワものだろうが、有無をいわせずこ洒落たグルーヴ曲に仕立ててしまうコード進行の威力。 

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2022/07/29
個人的にはカノン進行とならんで最強のコード進行と思っているJust The Two of Us進行。

Ⅳ△7 Ⅲ7 Ⅵm7 Ⅴm7 Ⅰ7
Fmaj7 E7 Am7 Gm7 C7(Cスケール)

ハマルと抜け出せなくという永遠ループのコード進行です。

■ J-POPを席巻する「Just The Two of Us」コード進行を読み解く



■ オシャレ進行の代名詞”Just the Two of Us進行”の10曲を分析・解説!【丸サ進行・ジゴロ進行】

【ゆっくり解説】Just The Two Of Us進行(丸サ進行)40年の歴史を振り返る

↑ うまく構成してるわ、この動画
「でもなんでこんないぶし銀なジャンルが流行ったのかしら?」

確かに・・・(笑)

↑にもあるけど、やっぱり ↓ の3曲が代表曲だと思う。
■ Grover Washington Jr. - Just the Two of Us (feat. Bill Withers) (Official Lyric Video)


■ Bobby Caldwell - What You Won't Do for Love (Album Version)


■ Cheryl Lynn - Got To Be Real


↓ これも一部入ってると思う。メジャーとマイナーが複雑に混じり合う浮遊感ある進行。
■ Leon Ware - Slippin' Away (1982)



↓ J-POPだとこれかな?
■ DREAMS COME TRUE - 決戦は金曜日 (from THE DREAM QUEST TOUR 2017 Live Ver.)


1970年代後半~1980年代前半に一世を風靡したこのコード進行が、のちのJ-POPの隠れ王道進行になるとは・・・。
予想だにしませんでした。

■ Official髭男dism - I LOVE...[Official Video]


ぼくが みつめる けしきの そのなかに

Ⅳ△ Ⅲ7 Ⅵm Ⅴm7 Ⅰ(43651進行)
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■ ナイスユニット、na Relo

■ 【歌詞付】サボテンの花 / チューリップ【Cover】Saboten-no Hana by Tulip

オリジナル曲へのリスペクトはしっかり感じられるのに、原曲とはちがうオリジナリティをつくりだしてしまう、本当に魔法のようなユニット。
メロディ、ハーモニー、アンサンブル、そして適度な”音の隙間”。
いまの音楽が失ってしまった音楽の原点を、衒いなく演ってくれるところが聴き手の心を揺さぶるのかも。

とくにアンサンブル。キーボードなくしてこのアンサンブル感は驚異だと思う。

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話はちょっと変わるけど、ハーモニーやアンサンブルの変遷からみると、1980年代前半はEbonyとIvoryがもっとも接近した時代ではないかと感じています。
だからリリース曲に音幅(というかジャンル幅)があり、多くの名曲が生み出されたのかも・・・。
お互いに刺激しあって、洗練度やグルーヴ感を急激に高めていったのも1970年代中盤くらいから。

■ Paul McCartney and Stevie Wonder - Ebony and Ivory(1982年)


■ Boz Scaggs - Lowdown(1976年)


■ Rufus & Chaka Khan - Do You Love What You Feel(1979年)



日本でもすでに1970年代から、このあたりの洒落っ気やグルーヴをもったアーティストや楽曲が存在していた。
シティ・ポップとして再評価を受ける素地は、すでにこのあたりにあったんだと思う。

■ Char - SHININ' YOU, SHININ' DAY(1976年)

16ビートの裏拍。この時代にしてはあまりに高い完成度。

■ 原田真二 - シャドー・ボクサー(1978/01/30 OnAir 夜のヒットスタジオ)

プライムタイムの人気番組で「大型新人です!」って紹介されて、いきなりこのパフォーマンスとは・・・。
さりげにカウンターメロディかますベースも、この難曲を平然と聴いているゲストも、いまから考えるととても信じられぬ。おそるべし。

■ 渡辺香津美(kylyn) - E-Day Project(1979年)

渡辺香津美(g) 坂本龍一(Key) 益田幹夫 (Key) 小原礼 (b) 村上秀一(ds) ペッカー (Per) 向井滋春 (Tb) 本多俊之(As,Ss) 清水靖晃(Ts) 矢野顕子(Key,Vo) 髙橋ユキヒロ(ds)
シティ・ポップを語るのに ↑ の人脈は欠かせないと思う。
それぞれのインストのパーセッジとそれが醸すアンサンブルに魅力があったから、「心に刺さる歌詞」(笑)がなくてもぜんぜん楽しめた。

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2022/06/15

na Relo。最近はじめて知りました。
どんな難曲でも、あっさり聴きやすく仕上げてしまう魔法のようなユニット。
原曲のメロのよさを再認識させてくれるユニット。

ボーカルのお二人はとくに美声というわけではないけれど、声に深みがあってやたらに説得力がある。
それとコーラスのバランス。
バックの演奏も抜群の安定感。
とくにハイハット多用のドラムスは、個人的に好み。

芯喰ったアレンジで原曲としっかり対峙してくれる、こういうユニットがでてきてくれるのはとっても嬉しい。
↓ これ、往年の欧米の音楽好きが聴いたら、どう思うんだろ・・・

【70’s】[歌詞付] ホテル カリフォルニア【Cover】Hotel California - Eagles

↑ こんなツインギター聴いたの、何年ぶりだろう・・・

↓ オリジナル
Eagles - Hotel California (Lossless Audio)



【70’s】[歌詞付] アローン アゲイン【Cover】Alone Again - Gilbert O’Sullivan


【70’s】[歌詞付] ダンシング クイーン【Cover】Dancing Queen - ABBA

ベースはどこ? ギターももう一人いるかも?
こういうことを考えさせるほど、インストの存在感が大きい。

邦楽のこなしも抜群 ↓
【歌詞付】ルージュの伝言 / 荒井由実【Cover】Rouge-no Dengon by Yumi Arai


このユニット、シティポップどハマリでは? と思ったら、やっぱりどハマリだった。
サウンドがオトナでお洒落。
往年のフェンダー・ローズ使った曲、聴いてみたい。
【あまく危険な香り / 山下達郎】Amaku Kiken Na Kaori by Tatsuro Yamashita【Cover】



1980年代後半からのPOPミュージックは、音の隙間をどんどん埋めていく方向感で進んできたと思う。
でも、これからは、音をそぎ落として、音の隙間を味わう時代に戻っていくのかもしれぬ。


ボーカル、アンサンブルと”音の隙間”のバランスが絶妙だった時代のサウンド ↓
"Stay Awhile" & "Still They Ride" Steve Perry- Journey
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