8月24日 ケナシヒメムカシヨモギ

ケナシヒメムカシヨモギ〈毛無姫昔蓬〉(キク科 ムカシヨモギ属)花期は6~11月。
道ばた、空き地などの乾いた陽地に生える1~2年草。北アメリカ原産。
茎は高さ60~150cm。全体ほぼ無毛。
下部の茎葉はへら形または長楕円形。上部の茎葉は線形、鋭頭~鋭尖頭、
基部は細まって短い柄があり、不明瞭な鋸歯があるかまたは全縁。
頭花は直径2~3mm、総苞は卵形~短筒形で、総苞片は線形~線状被針形、
鈍頭、無毛で、先端に黒紫色の斑点がある。
舌状花は白色、舌状部は長さ0.2~0.3mmで平開する。

探してきたケナシヒメムカシヨモギを8月22日、駐車場のへりで見つけました。
最初に見つけた株は高さ1mほどですが、辺りを調べると高さが30cm足らずの
株にも花が咲き、パラパラと散らばって生えて、全部で30株以上ありました。


【最初に見つけたこの株の高さは1mほど】

07年8月22日 撮影
「ヒメムカシヨモギとほぼ同じ範囲に分布するが、西日本に多い」

【下部の3分の1を】


07年8月22日 撮影
【上の画像を拡大しました】


07年8月22日 撮影
「下部の茎葉はへら形または長楕円形」

【茎の中ほどの3分の1を】

07年8月22日 撮影
【上の画像を拡大しました】

07年8月22日 撮影
「上部の茎葉は線形、鋭頭~鋭尖頭、
基部は細まって短い柄があり、不明瞭な鋸歯があるかまたは全縁」

短い柄は、確認できませんでした。

【上部の3分の1を】


07年8月22日 撮影
【花序の枝】


07年8月23日 撮影
【上の画像を拡大しました】


07年8月23日 撮影
「総苞片は線形~線状被針形、
鈍頭、無毛で、先端に黒紫色の斑点がある」

【同じ株の別の頭花】


07年8月23日 撮影

ケナシヒメムカシヨモギとヒメムカシヨモギはそっくりだが、次の点で区別できる。

ヒメムカシヨモギより全体がやせた感じで、
茎や葉はともに無毛、または毛があってもごく少ない。
葉は更に細く、茎上のものは鋸歯がないか、あっても低くて不明。
花序はまばらで、花序の枝の下半部には花をつけない。
頭花もやや小さく、総苞片は無毛、各片の先端近くに暗紫色の斑点がある。

23日に、画像の株以外の総苞を多数、ルーペで見て回り、
無毛の総苞片には黒紫色の斑点があるので、ケナシヒメムカシヨモギ、
有毛の総苞片には斑点がないので、ヒメムカシヨモギと同定しました。

茎や葉に毛の多い点からヒメムカシヨモギと同定した株は、総苞が必ず有毛で、
有毛の総苞片の全てに、黒紫色の斑点は見られませんでした。

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