自生のヒゴタイを見たことがないという友人に同行しましたが、
由布岳駐車場~国道(0.5km)~舗装道路(1km)~分岐点
~(1km)~登山口~倉木山直登コース~山頂~一般登山道
~由布岳駐車場 というコースを巡りました。
初めて歩いた車道ではたくさんの花に出会え、名前を知らなかった花が2種。
それからが大変!
現地に着くまで倉木山は登山というより「お散歩」と思っていたので、
滑りやすく、たまにシギンカラマツが咲いているだけの急坂をやっと登り切ったら、
私の身長より高い藪こぎが延々と続く直登コースには、本当に参ってしまいました。
【クサフジ〈草藤〉(マメ科 ソラマベ属)】
歩き始めて一番に目に入ってきて「わーっ、きれい!」。
くじゅうで見て以来ですから、15年以上見ていませんでした。
【イタチササゲ(マメ科 レンリソウ属)】
長い豆果をササゲに、後に黄褐色に変わる花をイタチの毛の色に例えた名前。
どこかで見たことがあると思ったら、昔むか~し、くじゅうで見たことを思い出しました。
【ナンテンハギ〈南天萩/別名フタバハギ〉(マメ科 ソラマベ属)】
私たちは初めて見ましたが、「この辺の人にはありふれた花なんだろうね」と、友人。
別名のフタバハギが納得できる葉の特徴です。
きつ~~い藪こぎが終わったとたんに目についた花。これからが山の花。
【ヒロハトラノオ〈広葉虎の尾/別名ツクシトラノオ〉(ゴマノハグサ科 クワガタソウ属)】
爽やかできれいな花が印象的でした。 葉は対生。
【オオナンバンギセル〈大南蛮煙管〉(ハマウツボ科 ナンバンギセル属)】
【アソノコギリソウ〈阿蘇鋸草〉(キク科 ノコギリソウ属)】
【ヤマホトトギス〈山杜鵑草〉(ユリ科 ホトトギス属)】
【シギンカラマツ〈紫銀唐松〉(キンポウゲ科 カラマツソウ属)】
登りの急坂では撮る気がしなかったので、お散歩道を下りながら撮影を楽しみました。
今日一番の目的の花。
【ヒゴタイ〈平江帯〉(キク科 ヒゴタイ属)】
葉は羽状深裂し、花序は頭花が集まって球状。
よく見たら、まだ咲き始めでした。
上の画像を拡大しました - ほらね! キク科というのも納得しました。
「急坂には疲れた」と、ドライバーの友人が初めて弱音を。
運転が楽な大分自動車道ですが、私も交替できる元気が無くて、
水分峠Pで30分くらい休憩したらBさんが元気を回復。
予定よりずっと早く、無事に帰着いたしました。
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