アジアカップ予選でイエメン代表と再び試合します。
もちろんウルトラカフェでも生放映です!
21:00開始です。
---関連記事---
薄い、古い、悪い、しかも狭い!日本4重苦のイエメン戦へ
2006年9月6日(水) 8時3分 サンケイスポーツ
日本代表 アジア杯予選直前練習(5日、イエメン・サヌア)これもアウエーの洗礼? 6日のイエメン戦を前に日本代表スタッフが敵地・アル・モーセン競技場のピッチをチェックしたところ、フィールドの横幅が国際基準ギリギリの64メートルであることが発覚した。さらに(1)劣悪ピッチ(2)標高2300メートルの高地(3)不慣れなボール-というハンディも抱え、オシム・ジャパンが“4重苦”を打ち破る。
何かがおかしい-。敵地のアル・モーセン競技場での前日練習。選手よりいち早くグラウンドに姿を見せた日本代表スタッフが首をかしげた。オシム監督も遅れてセンターサークル付近に立ち、芝生の状態を入念にチェックした。
「芝生はデコボコでしたね。それと、普通のピッチの大きさは縦108メートルで横68メートルなんですが、ここは横幅が64メートルくらいしかなんですよ」
計測に立ち会ったスタッフが驚愕の新事実を明かした。日本代表を迎えたピッチが何と国際基準ギリギリ。Jリーグの平均的な横幅68メートルより4メートルも短いことが判明。わずか4メートルだがプレーする感覚は大きく狂う。狙ったパスがサイドラインを割り、セットプレーでボールが飛びすぎる。これもアウエーの洗礼だ。
速いショートパス回しが身上だけに、重大なマイナスになることは確実だ。同スタッフは「クロスボールとかの微妙な距離感、さらにはピッチから見える景色や雰囲気も変わってくるでしょう」と警笛を鳴らした。
さらに問題は山積み。敵地は標高2300メートルの高地で空気が薄く、緑が少ないため実質3000メートル級で酸素濃度は低地の75%。FW佐藤寿は「普通なら10分で息切れするところが、ここは5分でくるような感じ」と告白した。
試合球も、昨年のW杯アジア最終予選までの公式球だった「ロテイロ」(アディダス製)を使用。ドイツW杯で使用された新デザイン「+(プラス)チームガイスト」はイエメンでは未導入で、試合を仕切る同国協会が旧型を指定した。
「幸い酸素は生きていくために十分ある」。オシム監督は冗談で受け流し、DF三都主も「芝とかはいい状態じゃないけど、集中していけば大丈夫」と強調した。だがイエメンはホームで強い。04年9月、3カ月前に0-3惨敗したUAE(アラブ首長国連邦)に3-1快勝。同年2月には北朝鮮と1-1で引き分けた。強行日程の疲労もある。それでも、本来の力関係なら勝たないと話にならない。
もちろんウルトラカフェでも生放映です!
21:00開始です。
---関連記事---
薄い、古い、悪い、しかも狭い!日本4重苦のイエメン戦へ
2006年9月6日(水) 8時3分 サンケイスポーツ
日本代表 アジア杯予選直前練習(5日、イエメン・サヌア)これもアウエーの洗礼? 6日のイエメン戦を前に日本代表スタッフが敵地・アル・モーセン競技場のピッチをチェックしたところ、フィールドの横幅が国際基準ギリギリの64メートルであることが発覚した。さらに(1)劣悪ピッチ(2)標高2300メートルの高地(3)不慣れなボール-というハンディも抱え、オシム・ジャパンが“4重苦”を打ち破る。
何かがおかしい-。敵地のアル・モーセン競技場での前日練習。選手よりいち早くグラウンドに姿を見せた日本代表スタッフが首をかしげた。オシム監督も遅れてセンターサークル付近に立ち、芝生の状態を入念にチェックした。
「芝生はデコボコでしたね。それと、普通のピッチの大きさは縦108メートルで横68メートルなんですが、ここは横幅が64メートルくらいしかなんですよ」
計測に立ち会ったスタッフが驚愕の新事実を明かした。日本代表を迎えたピッチが何と国際基準ギリギリ。Jリーグの平均的な横幅68メートルより4メートルも短いことが判明。わずか4メートルだがプレーする感覚は大きく狂う。狙ったパスがサイドラインを割り、セットプレーでボールが飛びすぎる。これもアウエーの洗礼だ。
速いショートパス回しが身上だけに、重大なマイナスになることは確実だ。同スタッフは「クロスボールとかの微妙な距離感、さらにはピッチから見える景色や雰囲気も変わってくるでしょう」と警笛を鳴らした。
さらに問題は山積み。敵地は標高2300メートルの高地で空気が薄く、緑が少ないため実質3000メートル級で酸素濃度は低地の75%。FW佐藤寿は「普通なら10分で息切れするところが、ここは5分でくるような感じ」と告白した。
試合球も、昨年のW杯アジア最終予選までの公式球だった「ロテイロ」(アディダス製)を使用。ドイツW杯で使用された新デザイン「+(プラス)チームガイスト」はイエメンでは未導入で、試合を仕切る同国協会が旧型を指定した。
「幸い酸素は生きていくために十分ある」。オシム監督は冗談で受け流し、DF三都主も「芝とかはいい状態じゃないけど、集中していけば大丈夫」と強調した。だがイエメンはホームで強い。04年9月、3カ月前に0-3惨敗したUAE(アラブ首長国連邦)に3-1快勝。同年2月には北朝鮮と1-1で引き分けた。強行日程の疲労もある。それでも、本来の力関係なら勝たないと話にならない。