秋田市内では未明の雷がすごかったですね。
西のほうでは台風の便りも。
今回の台風が大きな被害にならないことを願います。
そんな中、Akitaコドモの森では子育て支援事業のわんぱくキッズのおでかけプランで
『学ぼう!いざという日のおいしい防災食作り』を開催しました。
今日の設定…
「ここは避難所です」
いつも室内遊びの時にはたくさんのおもちゃを持参する私たちですが
今日はブルーシート、新聞紙、ビニール袋…毎日の生活の中にあるもので。
講師のA先生
実際に臨月の妊婦さんの時に、関東大震災が起こり、秋田で被災されました。
出産後も物資がなかなか回ってこない中での生活で知恵を絞り生活され、
そこから防災意識が高まっていったそう。
実際の「困った」から学んでいった知識はとても実践的。
普段からアウトドアに親しみ、常に実践されています。
もう一人の講師M先生
お子さんに食物アレルギーがあり、いつでもなんでも食べられないから…と「もしも」の時の食について考えていらっしゃいます。
さあクッキングスタート
材料はいろいろあるのだけど
鍋ひとつ、カセットコンロ、あとはビニール袋に入った材料
これでなんと4品が30分で出来上がってしまうのです
本日のお品書き
コーンご飯
サバとトマトのハヤシライス
卵焼き
蒸しパン2種
ほんとに~?!
袋に入れて混ぜたり、もんだり…
そこまでできたらあとはお湯にドボン
待つこと30分
できあがり
ここは避難所の設定…
持ち寄った食器もできるだけ汚さずにビニール袋をかけて使います。
洗う水も貴重かもしれません。
非常時は「おいし~い」
こんなにおいしい防災食があってよいものでしょうか??
子どもたちもほくほくいい笑顔
災害はいつ来るかわかりません
災害に対しての備えをしておくことももちろん大切ですが
普段からちょっと不自由な状況を楽しんで体験しておくことも大切!
⬆️講師の先生の防災についてのグッズや書籍など。
・粗食になれておく
・暑い、寒い、暗い等々少し厳しい環境も体験しておく
・子どもたちの気持ちを支える何かを準備しておく
参加された皆さんも調理をしながら、お話を聞きながら、食べながら
いろいろなことを考えたのではないかな
皆さんの学びになっていれば幸いです
今日も楽しく済みました
またのご参加お待ちしております
スタッフつちだ